吉高由里子 ドラマ「光る君へ」第23話「雪の舞うころ」!

吉高由里子のドラマ「光る君へ」第23話「雪の舞うころ」です。

周明は、「三国若麻呂を殺した犯人は朱仁聡ではない」と日本語で主張し、証人として、松原客館の下人を連れてきました。

下人によれば、「早成」という商人が三国若麻呂を殺すところを目撃し、源光雅に知らせたところ、朱仁聡が犯人だと証言するように脅されていたと言います。
ほどなくして解放された朱仁聡は、藤原為時に真実を語りました。

実は朱仁聡は、商人ではなく、宋の朝廷より密命を受けた官人であり、日本との交易を図るように命じられていたことを明かします。

しかし、為時は、道長から、「日本の朝廷は越前での宋人との商いには応じない」とし、穏便に帰国させるように命じられていたため、朱仁聡の願いを受け入れることはできません。

一方、まひろは、周明がなぜ日本語を話せるのかを尋ねました。
そして周明の過去を知ると、宋のことをもっと知りたいとせがみます。
この日から、まひろは周明に宋語を教わるようになり、2人の距離は近付いていくのでした。

やがて、季節は冬になります。雪が降り始めた都では、一条天皇が、出家した中宮・藤原定子に想いを馳せていました。

定子が内裏を去ったあと、「藤原元子」や「藤原義子」らが入内しますが、一条天皇は会おうともしません。
それを知った道長の妻・源倫子は、一条天皇と女房達が語らう場を提案します。

そして、集いの当日。
土御門邸では、一条天皇が笛を吹き、藤原元子が琴の演奏をします。
しかし、一条天皇はかつて定子に笛を聴かせていた思い出がよぎり、笛の演奏を止めてしまうのでした。

997年(長徳3年)3月のある日、藤原宣孝が突然、越前にやってきます。

まひろは、藤原宣孝を国守の館に招くと、酒や越前のウニでもてなしました。
宣孝は都とは違う越前の生活に驚きます。
そして、「まひろに会うたびに驚かされる、新しい望みが見える」と感心するのでした。

宣孝は越前で過ごしたのち、再び都に戻る日を迎えます。
別れ際、宣孝はまひろに「都に戻れ。わしの妻になれ」と思いがけない言葉を告げました。