今田美桜 ドラマ「花咲舞が黙ってない」第10話・最終回「銀行最大の不正を暴く大逆転劇!」!

今田美桜のドラマ「花咲舞が黙ってない」第10話・最終回「銀行最大の不正を暴く大逆転劇!」です。

相馬健が富士見ノ丘支店に異動して一週間後、花咲舞が事務応援にやってきました。
舞は相馬との再会を喜びつつ、仕事が終わったら花さきに来てくださいと声をかけます。
その日の夜、相馬が花さきに到着すると、舞と共に昇仙峡玲子が待ち構えていました。
昇仙峡は相馬にこれまでの非礼を詫びつつ、亡き恋人川野直秀の遺志を継ぎ、腐った銀行を変えたいと話します。

そのためには、紀本平八と竹内元頭取、そして財務大臣の石垣信之介が関与していると見られる銀行の闇を暴かねばりません。
そして、手伝ってほしいと相馬に協力を願い出ます。
話を聞いた相馬は、富士見ノ丘支店の融資先である葉山物産の動きが不審であることを告げ、それぞれ調査に動き出します。

翌日、舞と相馬が、川野の手帳に書き残された3つの会社名の謎を調べた結果、3社とも紀本派閥に属する行員の出向先であることが判明します。
更に、舞は富士見ノ丘支店の行員から、葉山物産は株で儲けているらしいという情報を手に入れます。

その日の夜、舞、相馬、昇仙峡は再び作戦会議を行います。
舞たちの話を聞いた昇仙峡は、葉山物産が東東デンキの株で儲けているのではないかと推測します。

株が暴落しているのに儲かるとは、舞は疑問を持ちます。
紀本は東東デンキの粉飾を隠蔽し、リークを意図的に行うことで株価を操作していたのではないかと語る昇仙峡と相馬に、舞は「インサイダー取引じゃないですか」と驚きます。
しかし、現段階では証拠は不十分でした。
調査委員会が行われるのは2日後です。

その後の調査で、紀本派閥の行員たちが懲戒解雇を免れて出向になった本当の理由は、インサイダー取引に利用するためだったことが見えてきました。
派閥の誰かが不正を証言してくれれば証拠となると考えた舞と相馬は、説得に動きますが協力者は見つかりません。

かつて2人が不正を暴いた藤枝賢造にも話をしましたが藤枝は、銀行が変われるわけがないと取り合ってくれません。
そんな藤枝に舞は「何のために働いているんですか」と疑問を投げかけます。
その頃、昇仙峡は営業第三部長の吉原俊二に協力を依頼します。
吉原は悩んだ末に、調査委員会の場で紀本の悪事を証言することを決意します。

調査委員会当日になります。
吉原は、東東デンキの粉飾の隠蔽指示は全て私の独断でやったことだと証言します。
会議の音声を臨店班で聞いていた舞と相馬も、吉原の裏切りに絶望します。

紀本を追い詰める手立ては完全に断たれたように思われましたが、そこに藤枝が現れ、紀本の悪事の証拠を差し出します。

舞と相馬は調査委員会の場に乗り込み、紀本の悪事を指摘し、藤枝の持ってきたスマホのメッセージ画面を提示します。
追い詰められた紀本は「銀行のためにやったことだ」と言い逃れをします。

そこで産業中央銀行の半沢直樹が挙手します。
そして、紀本がインサイダー情報を使って私腹を肥やしていた証拠を提示します。
それでも悪あがきを続ける紀本に舞は、これまで臨店先で出会った、懸命に働く人たちのことを熱く語り、犯した罪の責任は自分でお取りください。とお言葉を返します。

調査委員会の終了後。何故裏切ったのか?と尋ねる紀本に、昇仙峡は「川野直秀は恋人でした」「この4年間、あなたの右腕だったことなど一瞬たりともありません」と言い放ちます。

1か月後、いつものように出社した舞は、昇仙峡と出くわします。
逮捕された紀本に代わって合併準備委員会のメンバーになった昇仙峡は、銀行を変えるために頭取を目指すと語ります。
デスクに到着すると、臨店班に復帰した相馬が舞を出迎えます。
芝崎太一の指示を受け、2人はまた新たな臨店先へと出かけていきます。