木村文乃 ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ」第2話 26年越しの事実!

2019年8月16日

木村文乃のドラマです。

木村文乃出演のドラマ「99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ」第2話「26年越しの事実」です。

深山は、美由紀から連絡を受けて、故郷の金沢を訪れていました。
美由紀は、26年前、深山の父・大介が逮捕された殺人事件の被害者・美里の妹です。

深山は、父が殺したとされる女性の妹から現場に落ちていた遺留品だというお守りを受け取ります。
新たな遺留品は事件の真相にたどり着くカギだと考えた深山は金沢で捜査を開始します。

26年前の事件です。
深山の父・大介は駅前で被害者の女子高生を拾い車で送ることになります。
コンビニで下ろし別れますが、その後女子高生は家に帰らず、翌日遺体で発見されます。
大介は事件の容疑者となり逮捕されてしまいます。

美由紀が深山に渡したのは見覚えのない遺留品、当時事件現場で発見されていたものです。
しかし、それは美里のものでも、大介のものでもありませんでした。
遺留品をもとに、深山はもう一度26年前の事実を追い求めます。

舞子と、休暇中だった佐田も事件の調査に加わることになり、金沢に向かいます。
捜査記録によると、遺留品のお守りは被害者のカバンの近くの水たまりに落ちており指紋もありませんでした。

そして被害者はコンビニには立ち寄っていないという新たな事実も明らかになります。
コンビニに立ち寄らなかったのは、中に会いたくない人がいたからではと考える深山たちでしたが、コンビニオーナーによるとその時刻には、店内には客がいなかったとのことです。

被害者の妹によると事件当時、被害者は誰かに付きまとわれていて、そのことを警察にも言っていたそうです。
当時の事件を担当していた警察官・三宅にも話を聞きますが、その情報をきちんと上に報告していたとのことでした。
この情報はなぜ裁判に出てこなかったのか?疑問は深まります。

遺留品を見せたときに明らかに動揺した三宅を怪しいと深山は感じます。
事件の第一発見者は派出所の警察官二人で、三宅もその一人でした。
第一発見者であれば、現場から痕跡を消す細工もでき、警察官が真犯人ということで隠蔽されたのではないかと考えます。

遺留品のお守りが西塞山という山の山頂で売られているものだということがわかります。
皆で西塞山に登り、入山記録に三宅の名前があることを見つけます。

父の事件の担当だった大友検事正のところを訪ねる深山たち。
遺留品のお守りを見せ、
「現場には他に第三者がいた」と話します。

傘に残された指紋も、被害者と大介のものだけではなく、第一発見者の警察官の指紋がありました。
被害者が立ち寄らなかったコンビニは客はいなかったが、巡回中の警察官がいたという証言も得られます。

そして、入山記録のコピーを大友に突き付けます。
そこには三宅と共に事件の第一発見者であった警察官・小倉学の名前がありました。

犯人が警察官だったことが明らかになります。

大友は、
「いまさら掘り起こしてもどうにもならんぞ」
小倉がすでに死亡していることを明かします。

大介はやはり無実でした。
父の無念を晴らした深山ですが、司法の闇は深く大きく横たわります。