木村文乃 ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ」第5話 歪められた少年裁判!
木村文乃のドラマです。
木村文乃出演のドラマ「99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ」第5話「歪められた少年裁判」です。
全国裁判官会議で少年法改正についての話し合いが行われます。
少年法の厳罰化は政府の目玉となる政策です。
それに向けた事例が必要だと川上は言われます。
川上は、「ええ判決せえよ」
少年事件の裁判を担当することになった遠藤に圧力をかけます。
斑目法律事務所に、少年事件弁護の依頼が舞い込んできます。
大怪我をした元事務所弁護士の志賀と奈津子が相談にやってきます。
志賀が怪我して動けないので、請け負った刑事裁判の弁護を協力してほしいという話です。
その刑事事件とは、女子高生・工藤久美子に対する強制わいせつ事件でした。
17歳の山崎大輝とその友人・大江徳弘が容疑者として起訴されていました。
さらに調書によると、山崎は一度自白をしてしまっています。
さっそく山崎の元へ接見にいった深山と舞子(木村文乃)は、警察に脅されて自白したことを知ります。
事件の日には、事件現場におらず焼き肉屋に行っていたと言う山崎ですが、二か月も前の事件に対し、有力な目撃情報が得られず、第一回公判の日を迎えてしまいます。
焼肉屋の店員はお客を一人一人覚えていなくてアリバイが取れません。
しかし、深山は山崎から聞き出した情報を手がかりに再び焼肉屋に向かいます。
また、被害者の工藤久美子は事件の日、母に電話をかけていました。
通話記録を見せる検察側ですが、深山は母との通話記録以外が黒く塗りつぶされていることに不信感を覚え開示請求をします。
事件の日、焼き肉屋に行ったという山崎の証言を再現する深山達。
6人で引越し屋のユニフォームを着て、カルビ2人前しか頼まず、タレをボトルごともらいご飯を食べます。
そんな客は普通いません。
店員は山崎の来店を思いだします。
順番待ちのリストにも山崎の名前が残っていました。
第二回公判では焼き肉屋の店員に証人として出廷してもらい、事件の日のアリバイを証言してもらうことができます。
しかし裁判官の遠藤は、100%そう言い切れるのかと証人を問い詰めます。
裁判官の発言に不審がる深山達です。
請求していた通話記録が開示され、久美子は事件に巻き込まれているとされる時間に電話をかけていたことが分かります。
その番号にかけると、出会い系で久美子と会っていたという男につながりました。
事件の日、久美子と会っていたという驚きの証言が得られます。
3回目の公判、その証言で一気に検察の形勢は不利になります。
川上は遠藤に、
事件は本当にその日だったのか?
ささやきます。
なんとしても有罪としたい検察側は、訴因変更の裏技を繰り出します。
第4回公判で、被害者は、事件が起きたのは別の日と言い出します。
山崎のアリバイのない日です。
もう一人の容疑者である大江は、簡単に容疑を認めてしまいます。
第5回公判が始まります。
大江への尋問、事件の日は雨が降っていたと証言します。
しかし、その日の雨雲レーダーを見ると事件現場では雨が降っておらず、降っていたのは西府中駅周辺でした。
そしてその日、西府中駅付近でひったくりによる殺人事件が起きていました。
首筋にタトゥーがあるというその犯人の特徴は、大江と一致しています。
大江が一転容疑を認めたのは、強盗殺人の容疑から逃れるためでした。
傍聴席にいた被害者の久美子は、嘘だったことを認めます。
検察官による日時変更の指示が明らかになります。
山崎は、無罪となり、
裁判所は、大江の強盗殺人を裁くことになります。
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