木村文乃 ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ」第8話 深山、初めての敗訴!

2019年8月16日

木村文乃のドラマです。

木村文乃出演のドラマ「99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ」第8話「深山、初めての敗訴」」です。

今回の依頼人はニシカワメッキの社長・西川です。

選挙を控えた藤堂正彦の選挙事務所で毒物による殺害事件が起きました。
その毒物が混入された羊羹を西川が送っていたことから容疑がかかります。

羊羹を食べた秘書は死亡、妻は重体になります。
西川は藤堂の長年の支援者でしたが、宇宙開発支援を断られるという動機があり、何より犯行に使われた毒物・セトシンはニシカワメッキのものでした。

ニシカワメッキでは、セトシンは厳重に管理されており、取り出せるのは社長の西川だけでした。
西川の容疑を晴らすのは厳しい状況です。

そこで科捜研よりも詳しい鑑定ができるという、法科学研究所の沢渡に鑑定を依頼します。

事件に使われた羊羹を入手すれば詳しい鑑定ができると言う沢渡のアドバイアスから、
舞子(木村文乃)は再鑑定の申請書を裁判所へ提出します。

裁判官の川上は再鑑定を決定します。

沢渡の鑑定で、羊羹に混入されたものとニシカワメッキのセトシンは別であること、さらに今回使われたセトシンは、二年前島根で起きた毒殺事件のものと同じものであることが分かります。

島根に向かう深山と舞子です。
セトシンの残りを平塚が持っていることが分かります。
平塚と藤堂は異母兄弟であることも判明します。

さらに事件で死んだ秘書は藤堂の不倫を週刊誌に告発しようとしていました。

二年前のセトシンを平塚から譲り受けた藤堂が、不倫の事実を隠すために羊羹にセトシンを混入したのではと深山は考ます。

藤堂の事務所で事件の日を再現することになります。

羊羹を開けたのは藤堂の妻で、切り分けたのは死んだ秘書。
4つに切り分けられた羊羹は客である金子から順に選んでいたため意図的に誰かを殺すと言うことは難しい状況です。

しかし、あらかじめ用意しておいた毒入りの羊羹とすり替えれば犯行は可能。
藤堂の不倫相手は藤堂に頼まれて羊羹を買ったと言っており、その可能性は高まります。

意識不明だった藤堂の妻が目を覚まします。
夫が犯人である可能性があること、愛人がいたこと、それを秘書が告発しようとしていたことを聞きショックを受けます。

公判が始まり、検察側はニシカワメッキのセトシンと事件で使われたセトシンが同じだと主張します。

弁護側は沢渡を証人に立て、ニシカワメッキのものとは別のものであると主張します。

藤堂が羊羹を買っていないし頼んでいないと言う中、妻は事件の前日に家で羊羹を見たと証言します。
けれど、裁判官の川上が誘導し、妻はショックで羊羹があったと思い込んでしまった、と証言を変えます。

そして、判決は無期懲役となります。

藤堂が公判で落ち着いていたことが気になる深山は、資料を見直し始めます。
羊羹を食べる再現をする深山。

事件当日使われた楊枝入れを使うと、藤堂は焦りだします。
藤堂は羊羹を食べられません。

セトシンが含まれていたのは楊枝。
楊枝入れは3つのスペースがあり、致死量・死なない程度・普通の楊枝に分かれ、妻が選んで渡していました。

妻自身も被害者となることで無差別殺人に見せかけます。
愛人がいることを知りながらなぜ?
落選したらただの人になってしまうから、妻は答えます。

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