二階堂ふみ ドラマ「ストロベリーナイト・サーガ」第1話!

2019年10月19日

二階堂ふみ主演のドラマ「ストロベリーナイト・サーガ」第1話です。

警視庁捜査一課の菊田和男は、第十係、姫川玲子(二階堂ふみ)が率いる通称“姫川班”への勤務を任命されます。

捜査一課は亀有北署に『水元公園内殺人・死体遺棄事件特別捜査本部』を立てていました。
管理官の橋爪俊介とともに現れた係長、今泉俊介が事件の経緯を説明します。

水元公園の溜池付近で死体が発見、被害者は金原太一という営業マンで、死因は出血性ショック死でした。
凶器は薄型の刃物で、被害者の体には無数の傷がつけられています。
致命傷は喉元の頚動脈を切断されたことと推定されます。

さらに、死後、みぞおちから股関節までを切開されていました。
捜査官の質疑が始まる頃、ようやく玲子が姿を現します。

玲子は到着するなり、話があると会議を遮ります。
呆れる橋爪をよそに玲子は自分の見解を話し始めます。

玲子は被害者が死後に腹を割かれたのは、池に沈めるため、今回沈めることが出来なかったのは、犯人側にトラブルが発生したためだと言います。

そして、この事件のひと月前に同公園の溜池にしか存在しない寄生アメーバに感染して死亡した男がいると告げます。
続けて玲子はその池には腹部を割かれた別の犠牲者がいると言い切ります。

そして、間違っていたら丸坊主になると自ら宣言します。
溜池の再捜索が始まります。
すると新たな死体が発見されます。

新たに見つかった死体は、金原殺害の犯人と同一犯の可能性が高いことがわかります。 

寄生アメーバに感染して死亡した男性が深沢康之であると分かり、姫川班は捜査を始めます。
深沢の妹、由香里が精神科に入院していることが判明します。

そして、溜池から新たに発見された遺体の身元が滑川幸男とわかります。

大学時代の友人から「ストロベリーナイト」という言葉を聞いた大塚が調べると、ダークネット系のサイトで殺人ショーを行っているという情報が得られます。

深沢の手帳に書かれていた「S.N」というイニシャルは「ストロベリーナイト」ではないのか?
そう推理します。

その後、9体の遺体が東大ボート部の通報により発見されます。
「ストロベリーナイト」のサイトを見つけた大塚はより一層力が入ります。

大塚は捜査を共にしていた亀有北署の北見昇から離れ、情報屋の辰巳圭一に掲示板に書き込んでいる人間の情報を調べてほしいと依頼します。

情報屋から「深入りしないほうがいい」と言われ、ある情報を得ます。

そのあと、大塚に連絡が入り、指定の場所に向かうと、後ろから襲われ情報も取られてしまいます。

なかなか戻らない大塚のことを心配して、姫川班は帰りを待ちます。
そこに今泉がやって来て、ライブハウスで大塚の遺体が発見されたと知らせます。
思わぬ知らせに取り乱す玲子が映ります。

玲子に菊田は「この山、必ずうちが取りましょう」と声をかけ、大塚が残したノートを元に姫川班の捜査が再び始まります。

情報屋の辰巳から玲子に連絡があったことを聞いた菊田は、辰巳に会いに行き大塚に渡した情報を得ます。
「ダンベルディ」が田代であることを突き止め、問い詰めます。
全てを話し始める田代です。

興味本位でサイトに入ったことやショーの内容を聞き、菊田は衝撃を受けます。
「そろそろFを呼んで来い」と話しているのが聞き、そのあと黒いヘルメットを被った男が現れたといいます。

菊田と勝俣が再び由香里の病院に向かうと、由香里は病室から逃げ出していました。
何度かいなくなったことがあると医師から聞き、由香里が精神科へ来た凄惨な過去を知ります。
由香里は母親の再婚相手から日々虐待を受けていました。
そんな状況の中で由香里の精神は崩壊してしまいました。
そして由香里は「僕は汚い」と話していたらしいことがわかります。

玲子は北見が見つけた廃墟に向かいます。
北見が東大法学部出身というのを聞き、9人の遺体を発見したのが東大ボート部だったことを思い出します。

玲子は「学生時代、ボート部だった?」北見に質問します。

勝俣の元には辰巳から「ストロベリーナイト」の黒幕が北見であると連絡が入ります。

玲子は本性を現した北見に撃たれてしまいます。
手を縛られた状態で大塚殺害当時の話を聞かされます。
そこへ「F」と紹介された由香里が現れます。

北見は、「殺しの芸術家、ストロベリーナイトのヒロインだ」紹介します。
由香里と北見の出会いは、由香里が慕っていた女性を北見の友達が強姦したのち殺害してしまい、相手を突き止めた由香里が目の前で友達の首を切ったのがきっかけだったといいます。

殺人ショーを行っている時の由香里は、目の前で噴き出す血を見て「綺麗、生きてる」と感じていました。

話を聞き油断している北見の後ろから玲子は飛び掛かりますが、ビルに開いている穴に落ちそうになります。

そこに菊田と勝俣が現れ、玲子は危機一髪で救われます。
そして、北見は逮捕され大きく報道されます。

玲子は大塚の遺体が発見されたライブハウスに花と缶ビールを持って、報告に向かいます。
玲子自身も犯罪被害者で、今でも犯人の影におびえて生きています。

当時親身になってくれていた事件担当の女刑事が、犯人逮捕の際にナイフで刺され殉職してしまいます。
殉職後警部補になっていた彼女を追い、同じ歳までに同じ警部補になって戦うと決意し警察に入った過去が明かされます。