木村文乃 ドラマ サギデカ 第1話「名前のない男」!

木村文乃のドラマ「サギデカ」第1話「名前のない男」です。

警視庁捜査二課の今宮夏蓮(木村文乃)は、特殊詐欺捜査を専門とする警部補です。
「振り込め詐欺犯は必ず捕まえる」という強い意思で綿密な捜査を重ねています。

今宮の内偵によって振込め詐欺のアジトが見つかり、同僚の森安や戸山祐貴らが突入、実行犯である“かけ子”たちの逮捕に成功します。

しかし組織の末端に過ぎない彼らは、大金を手にする上層部については何も知らされていませんでした。

今宮は逮捕した“かけ子”のひとりである青年から“店長”を聞き出そうとしますが、青年の自宅からは個人情報に繋がるものが一切見つからず、名前も経歴もわかりません。
さらに、青年は「僕らの“仕事”は社会の役に立っている」と振り込め詐欺の正当性を主張します。

今宮が懇意にしていた三島悦子が自殺します。
悦子は以前、振り込め詐欺に遭って大金を騙し取られ、「もう二度と騙されない」と言っていたにもかかわらず、またしても詐欺に遭っていました。

今宮は青年が携帯していた音楽プレイヤーの中の曲を調べ、その中の一曲が静岡県山内市で活動していたバンドの曲だったことから、青年がバンドのファンだった加地颯人だと突き止めます。

加地は6歳の時に父親が失踪し、母と3歳下の弟・暁人と3人でアパート暮らしをしていました。
だが10歳の時には母も家に帰らなくなり、弟はアパート内で衰弱死します。
その後、18歳まで施設で育ち、高校卒業後に上京していました。

加地は“店長”が誰かを明かさず、証拠不十分で不起訴となります。
今宮の上司・手塚は加地を泳がせて上層部と接触させ、上層部の摘発を狙います。