土屋太鳳 ドラマ「やんごとなき一族」第5話!

土屋太鳳のドラマ「やんごとなき一族」第5話です。

深山佐都と健太は、圭一から命じられたレストラン招聘の手柄を兄夫婦・明人と美保子に奪われたものの、佐都たちを気に入ったマダムキリコの協力により、なんとか窮地を脱します。

しかし、そんな2人に、新たな問題が襲いかかります。
深山家の末っ子・有沙に見合い話が持ち上がります。

相手は、貿易会社の御曹司・香川友貴です。
佐都は仲人の根岸から圭一への取りなしを頼まれていましたが、うっかり忘れてしまっていました。

有沙はそんな佐都を責め立てます。

健太は、圭一はこの縁談にはのらないだろうと有沙を慰めますが、見合いの席で香川家が国土交通省と繋がりを持つと耳にした途端、圭一の目の色が変わり縁談を受けてしまいます。

佐都は、健太と義母・久美とともに、有沙の縁談を考え直すよう圭一を説得しますが、圭一は聞く耳を持ちません。
その上、圭一は有沙を部屋に閉じ込めておくよう厳命します。

困り果てた佐都と健太は、有沙との縁談を断ってもらうよう香川に直接頼み込みます。
しかし、香川は有沙に一目惚れしたと大乗り気です。

その後、2人が家に戻ると、有沙が姿を消していました。
自分を捜すなというメッセージを最後に、有沙との連絡もつかなくなります。

離れに戻った健太が有沙の留守電に「力になりたい」と伝言を残すと、電話がかかって来ます。
佐都と健太は、有沙に指示されたアパートに行きます。
アパートに着くと有沙が出迎えますが、部屋の中には若い男がいました。

有沙は佐都たちに、1年前から交際している植木職人の中島俊也だと紹介します。
佐都たちは2人に協力すると申し出ます。

心配する久美に佐都たちが有沙の居場所を教えられぬまま数日が過ぎます。

美保子は、「有沙が姿を消した時に、屋敷付近で目撃された車の持ち主が判明した」と圭一に報告します。
そのうち1台は俊也が働く「鏑木造園」の車でした。

佐都たちは焦りますが、圭一は「有沙とは関係ない車か」と気にしません。
また、明人は圭一に「有沙の失踪が世間に噂され始めている」と伝えます。

佐都と健太は、やはり有沙の縁談を断るよう圭一に言いますが、納得させることはできません。
そこに香川がやって来ます。

有沙をデートに誘いに来たと言う香川に、久美が説得して帰らせます。
このままでは深山家のスキャンダルに発展してしまいます。

佐都と健太は、有沙に香川との破談を報告します。
有沙はもう深山家には戻らず「俊也と結婚する」と言いだします。

自分の幸せのために結婚すると言う有沙を佐都たちも応援し、俊也も有沙に幸せを誓います。

佐都は有沙と一緒に、結婚生活用品を買いに行きます。
帰り道、有沙は「これまで意地悪をして悪かった」と佐都に謝ります。

俊也のアパートに戻ると、美保子と明人がいました。
美保子は俊也が「有沙と別れると言っている」と告げます。

俊也の目の前には手切金の札束が積まれていました。
美保子と明人は金と脅しで、俊也に有沙をあきらめさせます。

有沙は幸せを誓ったはずの俊也に翻意を迫りますが、俊也は有沙に謝ることしかできませんでした。

有沙は、圭一に呼ばれます。
佐都から連絡を受けた健太が戻ると、圭一は2人に「破談は、有沙を連れ戻すための嘘だった」と伝えます。

そして、圭一は明人と美保子に有沙の結婚準備を申し付けます。
圭一たちが出ていくと、佐都と健太は自分たちのせいで居場所が見つかってしまったと有沙に謝ります。
謝罪を受けた有沙は、お金で翻意した俊也の態度に激しく落胆した様子でしたが、空元気で「香川家に嫁に行く」と言い残し、立ち去ります。

有沙の幸せを願う佐都と健太は、別々に行動を起こします。

佐都は圭一に「家族の幸せこそが、その家の幸せではないか」と土下座して訴えます。

そこに有沙が現れて佐都を止めます。
そして、有沙は圭一に「香川家に嫁いで絶対に幸せになってやる」と話します。

佐都と2人きりになった有沙は、自分を思ってくれたことに礼を言います。
「それがわかっただけでも幸せな気がする」と告げる有沙は、佐都を「お義姉さん」と呼びます。

その後、佐都は久美と話します。
「子どもたちを守ることができなかった」と悔いる久美を佐都は否定します。
そして、深山家で独りで戦って来た勇気を讃えます。

そんな佐都に、久美は「深山家を変えてほしい」と頼みます。
「私たちが深山家を変えてみせます」と誓う佐都を帰宅した健太が見つめていました。