石原さとみ 映画 風に立つライオン 子供たちを救う!
石原さとみの話題です。
石原さとみが出演した映画「風に立つライオン」です。
ケニアの熱帯医学研究所で働く医師、
島田航一郎を大沢たかおが演じています。
そして、赤十字戦傷病院に勤める看護師、
草野和歌子を石原さとみが演じます。
真木よう子は、大学の同級生で
恋人の秋島貴子を演じます。
航一郎とは結婚の約束をしますが、
父親の病気を機に離島の診療所を継ぐことになります。
1987年、ケニアの熱帯医学研究所の所長村上の元へ、
2人の青年医師が派遣されます。
青木医師と島田航一郎です。
研究所では現地人の患者の診察もします。
半年後、青木と航一郎は、
国境近いロキチョキオにある
赤十字戦傷病院への応援として
派遣されることになります。
病院では、スーダンの内線で
負傷した少年兵士の手当てに忙殺されます。
そして、現地での悲惨な現実に、
1か月の任務を終えた航一郎の顔からは、
笑顔が消えていました。
熱帯医学研究所に戻った航一郎は、
赤十字病院への転籍を志願します。
再び、少年兵を治療することになります。
そんなある日、病院に看護師・和歌子がやってきます。
インドの病院から転籍してきます。
看護をテキパキとこなす和歌子、
英語もばっちりです。
和歌子は、縫合を航一郎から指示されます。
看護師には許されない治療、
けれど、ここはそんな法律のことを
言っていられる場所ではありませんでした。
一人でも多くを助けたい、
航一郎の思いは周りに伝わっていきます。
麻薬を打たれて戦場にかりだされる子供たち、
目を覆うばかりの戦争の悲惨さです。
子供たちに乱暴な日本語を教える航一郎、
だんだんに信頼されていきます。
ンドゥングという少年兵、
なかなか心を開こうとしません。
両親を目の前で殺され、
麻薬を打たれ戦わされていました。
絵のうまいンドゥングに、
航一郎は、
ミケランジェロからミケというあだ名をつけます。
日本での貴子との思い出のシーンが映ります。
ケニアに行く2年前です。
航一郎と貴子は医学部の同級生でした。
真摯に患者と向き合う航一郎に惹かれる貴子、
2人は結婚の約束をします。
けれど、父親の病気が悪化、
貴子は離島の診療所を継ぐことになります。
航一郎に、一緒にアフリカには行けない、
そう話す貴子です。
航一郎は、一時帰国することになります。
和歌子との別れのシーンです。
「どうして頑張れって言ってくれないんですか?」
「あれは、自分に言う言葉」
和歌子の満面の笑顔です。
クリスマスに航一郎が戻ってきました。
サンタに扮した航一郎は
皆にプレゼントを渡します。
航一郎はンドゥングには銃の玩具を渡します。
それを火の中に捨てたンドゥングは、
心に抱えた苦しみを初めて吐きだします。
航一郎はンドゥングを抱き締めます。
ンドゥングは医師を志します。
もともと賢く、才能のあふれる子供でした。
ンドゥングはオペ室でスケッチをします。
和歌子は
敷地内に孤児の収容施設を作るために奮闘します。
ところが、
国境付近へ往診に出た航一郎は、
銃撃に巻き込まれ帰らぬ人となってしまいます。
航一郎の遺品を整理した村上所長は、
元恋人・貴子にあてた手紙を見つけ送付します。
貴子が開封すると、
たった1行「幸せになってください」と書かれています。
泣き崩れる貴子です。
和歌子はひとり残り、
孤児院の初代院長になります。
けれど病気で命を亡くしてしまいます。
2011年3月、東日本大震災直後、
石巻の廃墟に黒人青年がとうもろこしの種を蒔き
「頑張れ」と呟きます。
航一郎の意志を継いだ若者、
青年になった医師・ンドゥングです。
廃墟にうずくまる少年に日本語で呼びかけ、
ンドゥングは少年を抱きしめます。
アフリカの子供たちを救うことに
命を懸けた医師たちの実話です。
そして映画は終わりとなります。
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