石原さとみ 映画 幕末高校生 走る映像がたくさん!

2019年8月13日

石原さとみの映画「幕末高校生」です。

映画は石原さとみ扮する高校教師・未香子が
捕らえられ、縄で縛られる場面から始まります。

未香子は高校教師として、うわべだけ仕事をしている
そんな日々を送っています。

なにごとにも中途半端、大事な進路指導も事なかれ主義、
生徒のためになりたい、そう思うものの自信がもてず悩みます。

突然、生徒たち3人と江戸末期にタイムスリップします。

なんと教え子の男子高校生が、携帯電話を操作していて
車ごとタイムスリップしてしまうという破天荒なストーリーです。

この辺のリアリティーはまったく無く、
江戸末期の江戸城無血開城に関わったら面白い、
そんなノリの映画です。

ドラマのJINも同じような展開でしたが、
医学の進歩のすごさをまざまざと描いていました。

この映画では、高校教師がほんとうに大事なものに気付き、
成長していく、そういったストーリーになっています。

さて、未香子は、男子生徒と縄で縛られたまま白州にひきたてられます。

そこで、陸軍総裁・勝海舟(玉木宏)と会うことができ、助けられます。

江戸での薩長軍と幕府軍との間で戦いが始まろうとしており、
薩長軍の西郷との和平を巡って、物語は進みます。

勝は無益な戦いを回避できるような道を模索していますが、
内部の幕府軍に邪魔をされます。

未香子は歴史教師、勝に史実をアドバイスします。
着物に着替えた姿もよく似合います。

私はだめ教師、やっているふりをしているだけで本当はなにもしていない教師、
生徒と向き合うことができない。
勝に悩みを打ち明けます。

勝とのはっとするような映像も用意されています。

ただ、ロマンスまでは発展しません。

西郷率いる薩長軍が江戸にやってきます。
蕎麦屋で勝と西郷は会うことができます。
そして江戸は救われます。

日本人同士が争ってはいけない、
勝は信念を貫きます。
そして、未香子たちは現代に戻れることになります。

もとの服に着替えて、別れを告げます。
美しい澄み切った表情です。

やっと戻ることができました。
目覚めるまえの表情ですが、とても魅力的なアップ映像です。

高校に戻って、仕事をしている様子です。
楽しんで教師をやっている映像が映ります。

偏差値だけを見ていた、そんなダメ教師はもういません。

石原さとみの魅力が画面にあふれていました。

映画「幕末高校生」予告編です。