吉岡里帆 映画「見えない目撃者」!

2021年2月13日

吉岡里帆主演の映画「見えない目撃者」です。

吉岡里帆らの共演で韓国映画「ブラインド」をリメイクしたスリラーです。
交通事故で弟と自らの視力を失った警察学校卒業生の女性が、猟奇連続殺人事件の真相に迫ります。

警察学校に通うなつめは、卒業式の夜、自ら起こした事故で弟を死なせ、自分も視力と警官になる夢を失ってしまいます。
事件を解決へと導く盲目の主人公を、吉岡里帆が演じます。

3年後、まだ失意の中にいたなつめは、車の接触事故に巻き込まれます。
逃げる車の中から助けを求める少女の声を聴いた彼女は警察に情報提供しますが、まともに相手にされません。

少女の声から誘拐事件の可能性があると訴えるなつめです。
視覚以外の感覚から感じ取った情報を警察に提示しますが、警察は捜査を打ち切ってしまいます。

それでも、少女を救いたいと考えるなつめは、事故現場で車に接触したスケボー少年・国崎春馬を探し出します。
やがて、彼らの必死の捜査により女子高生失踪事件が明らかになっていきますが、猟奇殺人犯の魔の手は彼らにも迫っていきます。

なつめは、春馬を訪ねます。
なつめの訪問に嫌な顔をする春馬でしたが、これは誘拐事件かもしれないと詰め寄るなつめに、しぶしぶ証言します。

車から降りてきた男は、帽子にマスク、眼鏡をしており、急いでいるから面倒を起こしたくないとお金を渡されたと言います。
そのお金は証拠になると回収するなつめです。
もう一度警察に協力を仰ぎに出向きます。

春馬は、レイサという名の女子高生の捜索に乗り出します。
春馬の先輩の協力で、未成年の風俗を斡旋しているアジトを突き止めた春馬となつめは、刑事の木村と吉村と共にアジトに踏み込みます。

家出の女子高校生を風俗の世界から救ってくれる救世主の存在が明らかとなります。
レイサも救様と接触し、姿を消したとみられます。

一方その頃、レイサは狭い小屋のようなところに閉じ込められていました。
隙間から除く隣の小屋にも同じぐらいの女の子がいます。

春馬はスケボーに乗って帰る途中でした。
突然、黒い車が春馬を襲います。
春馬が覚えていた車のナンバーから、新井ふみのりという男が持ち主であることが判明します。
刑事の木村と吉村は、新井の会社を訪ねます。

新井は薬の多量接種ですでに死んでいました。
裏のゴミ捨て場で警察犬が吠えています。
そこで、木村が発見したものは惨い女子高生の死体でした。
死体は4体。それぞれ、耳、鼻、口、手が切り取られています。

警察は女子高生連続殺人事件の犯人は新井と断定します。
事件は解決したかに見えました。

なつめは犯罪の手口が気になり、独自で調べます。
そこで、仏語で六根から生じる迷いを断ち切り清らかな身になるという意味がある六根清浄にたどり着きます。

木村に連絡を入れるなつめ。
「これは儀式殺人かもしれません。被害者はあと2人います」
そして新たな容疑者が浮上します。

なつめは犯人に追い詰められますが、最後、暗闇で銃を打ち込みます。