北川景子 映画「約束のネバーランド」!

北川景子出演の映画「約束のネバーランド」です。

色々な孤児が集まる「孤児院」・グレイス=フィールドを舞台とした映画です。
北川景子は孤児院のシスター、“ママ”と呼ばれ慕われています。

孤児院に暮らす子供たちは、血縁関係はないものの家族同然の環境のなかで幸せに暮らしていました。

ハウスでは、赤ん坊のころに預けられた子供を特殊な勉強とテストにより育てあげ、6歳から16歳までの間に里親の元へと送り出していました。

間もなく16歳になるエマ、ノーマン、レイは頭脳明晰で、身体能力にも恵まれていて年下の子供たちを世話しママを支えていました。

ある晩、少女・コニーに里親が見つかり、急遽外の世界に出ることになりました。
ところがコニーが大好きだったぬいぐるみを置き忘れたのに気が付いたエマとノーマンはそれを届けようと後を追います。

2人が向かったのはハウスの敷地と外の世界を繋げる“門”。
しかし“門”には近づくことを禁じられていました。
そこでコニーが“鬼”と呼ばれる怪物に食肉として出荷される瞬間を目撃してしまいます。

立ち会っていたママの対応は慣れた様子でした、
エマたちは、今までこの“門”を通過していった子供たちがことごとく食肉として出荷されていたことを知ります。

ハウスの真相とママの正体を知った2人は、レイに真実を告げて子供たち全員を一度に脱走させる計画を練ります。

もはや2人にはハウスは家族の憩いの場ではなく監獄・人間飼育場のようにしか見えません。
コニーの引き渡しの場でぬいぐるみを見つけたママは、子供たちの誰かがハウスの真相に気付いたことを恐れ、追加の監視者としてシスターのクローネを迎え入れます。

クローネはママに忠誠を誓うふりを見せながら、その一方でママの追い落としを考えていました。
子供たちが脱走を考えていることを知ったクローネは、子供たちと協力関係を築き情報を提供します。
しかし、ママに気付かれ、鬼たちのもとに出荷されてしまいます。

更にレイがママのスパイであったことが発覚します。
レイの裏切りにショックを受けるエマとノーマン。
脱走の計画を進めるエマたちですが、ママに見つかってしまいます。
計画を封じるためエマは足を折られ、さらにノーマンが出荷されてしまいます。

エマとレイは、ノーマンの発信器を無効化し、ハウスの外に潜伏させる作戦を立てます。
しかし、ノーマンは残される子供達の脱走に支障が出ることを恐れ、発信機を生かしたまま脱走の下見を強行します。

いよいよ、レイにも出荷の時が迫った時、レイは商品価値の高い自分に火をつけて、ママに一矢報いようとします。
そこに足の怪我を直したエマが現れます。

エマは落ち込んでいる様子をママに見せつける一方で、仲間たちと計画を進めていました。
エマはレイが焼身自殺を図ったと見せかけて、ハウスに火を放ちます。

発信機の反応から炎の中にレイがいると知ったママは慌てて消化作業に出ます。
しかし火の手は強く、やむなく子供たちをハウスの外へ避難させます。

エマたちは、出荷の可能性のない4歳までの子供たちに2年以内に迎えに来ることを約束して、脱走計画を進めます。

目指すのはノーマンの下見で知った対岸の崖が一気に狭まっているポイントです。
エマの狙いを知ったママは壁の上を走り後を追いますが、すでに多くの子供はロープとハンガーを使った即席の脱走道具で対岸に渡っていました。

最後の一人となったエマが今まさにわたり始めようというところにママが現れます。

外の世界に安息の場はないというママですが、エマはないなら作ればいいと言い放ち、壁を蹴り対岸に渡ります。

長かった夜が明け朝日が昇る中、エマたちは外の世界へと一歩踏み出し始めます。