今田美桜 ドラマ「花咲舞が黙ってない」第6話「死んでいない恋人!? 銀行と愛」!

今田美桜のドラマ「花咲舞が黙ってない」第6話「死んでいない恋人!? 銀行と愛」です。

神保町支店での臨店を終えた花咲舞と相馬健は、舞の叔父・花咲健とともに健の馴染みの寿司屋へ行きます。
そこで常連客の谷原道代から、5年前に亡くなった娘・谷原奈保子の銀行口座内で娘の死後、何千万円ものお金が動いていたと相談を受けます。

口座は解約済みで、今後利用されることはなさそうだが、道代の「いい事でも悪いことでも、娘の生きた証として何が起きていたのかを知りたい」という言葉に共感した舞は、口座の謎を調べることになります。

奈保子の口座は産業中央銀行のものだったため、銀行側からは調査できません。
そこで舞たちは、奈保子が亡くなる直前まで働いていた、ヘブン製薬を調査します。
そこは、もやもや病という脳の病気の新薬を開発する会社でしたが、5年前に出資会社に裏切られ、新薬の開発を成し遂げられないまま倒産し、社長で研究者の平岡秀紀は行方がわからないといいます。

その後、舞たちは「ブレインリーチ」というベンチャー企業が、似たような薬を開発中との情報を掴みます。
会社の設立時期は、ヘブン製薬が倒産した数か月後でした。
奈保子の口座からお金が引き出された直後の事です。
しかし関係者の中に平岡の名前はありません。
そこで、舞と相馬は代表者の香坂遼に話を聞きに行きます。

香坂は、明らかに何か隠すような態度で「お答えできることは何もありません」と口をつぐみますが、舞たちが立ち去ると、「銀行の奴らがヘブン製薬のことを嗅ぎ回っている」と電話をかけます。
その相手は、舞たちが探していた平岡でした。

その日の夜。
舞は自宅近くの路上で、千鳥足で歩いている昇仙峡玲子と出会い、介抱することになります。
そこで昇仙峡は舞に亡くなった恋人のことを語ります。
形見の腕時計を見つめながら、川野は銀行の先輩だったと思い出を語る昇仙峡の姿に舞は涙します。

その頃、近所の居酒屋では、健と相馬が2人で飲んでいました。
そこで相馬は、舞が中学生の頃に母親を亡くしていたことを初めて知ります。
身近な人を亡くしていたからこそ、道代の相談に親身になっていたのだと相馬は納得しつつ、自分も同期だった友人を突然亡くしたと話をします。

翌日、舞と相馬は再びブレインリーチを訪れ、香坂に、奈保子さんの口座を誰が何のために使ったのかを教えてほしい、お母様から相談されて調べている、と事情を説明します。
香坂は、奈保子の口座を使ったのは平岡だが、それを提案したのは自分だ、と5年前の出来事を語ります。

5年前、投資会社に裏切られた平岡に香坂は、新会社を作ってそこで開発を続けることと、開発費にする予定の資金をどこかに隠すことを提案します。

そこで奈保子が、足がつかないよう自分の口座を使ってほしいと申し出ました。
ただ、お金を移そうとしていた矢先に倒れて亡くなってしまいます。
その後、奈保子の遺志を受けて彼女の口座に資金を移し、ブレインリーチを立ち上げたとのことです。

数日後。平岡に会いに行った舞は「奈保子さんは平岡さんの恋人だったんじゃないですか?」「道代さんに会いに行ってもらえませんか?」と告げます。
しかし平岡は、今さら会いになど行けないと躊躇します。
そんな平岡に舞は、「いつかなんて言ってるうちに2度と会えなくなることもあるじゃないですか」とお言葉を返します。

その言葉を受けて、平岡は道代に会いにいくことを決意します。
数日後、舞は相馬から、亡くなった同期の死因は自殺だったこと、そしてその同期は、川野という名だったことを聞きます。
「その方ってもしかして、昇仙峡さんの恋人」と舞は驚きを隠せずにいました。