吉高由里子 ドラマ「光る君へ」第21話「旅立ち」!

吉高由里子のドラマ「光る君へ」第21話「旅立ち」です。

藤原定子が髪をおろしたことは瞬く間に内裏に広まり、定子の出家を知った一条天皇はショックを受けます。

まひろから話を聞いた藤原宣孝は、藤原道長と藤原詮子による陰謀ではないかと疑いました。

一方、藤原伊周は剃髪したふりをし、「出家したゆえ任地には赴けぬ。帝にそうお伝えせよ」と流罪を免れようとします。
しかし、藤原実資には、伊周の虚言が通用しません。

この期に及んで逃亡しようとする伊周に対し、定子も「帝の命にすみやかに従うべし」と説得します。
伊周は、母・高階貴子が同行することで大宰府への出立を覚悟します。

ところが、一条天皇は伊周の虚言を許さず、高階貴子と引き離すよう実資に命じました。

伊周と高階貴子はすがる思いで道長に情けを乞いますが、道長が動くことはありません。
この一件で道長は左大臣に昇進します。

その頃、ききょうは、懐妊したまま出家した定子のことが心配で、まひろに相談します。
まひろは、以前、ききょうが定子から高価な紙を賜ったことを思い出し、「中宮様のためになにかを書いてみては?帝が司馬遷の『史記』を書き写されたのなら、ききょう様は春夏秋冬の『四季』はどうか」と提案します。

それを聞いたききょうは感心し、「春はあけぼの」と、定子のために「枕草子」を書き始めるのでした。

やがて、まひろの旅立つ日が近付いてきます。

まひろは旅立つ前に道長と会い、父・藤原為時を越前守にしてくれたお礼を伝えました。
まひろは「己の心に従わなかったことを悔やんでいました」と道長に告げます。

そして道長もまた、まひろをずっと想っていたことを告白し、抱きしめいます。