川口春奈 ドラマ「9ボーダー」第8話!

川口春奈のドラマ「9ボーダー」 第8話です。

八海がSNSに投稿した誕生日会の動画を見た人物から、「動画に映っているコウタロウが自分の兄に似ている」という連絡がありました。
そのことを知らない七苗とコウタロウは、お互いの本当の思いを知ってさらに距離が縮まり、2人で楽しい時間を過ごしていました。

「おおば湯リニューアル計画」も前進し、七苗が前職で手がけたレストランの系列店を新生おおば湯に出店するべく、八海が腕によりをかけたメニューの試食会が開かれることになります。
大庭家をはじめ、コウタロウや松嶋、陽太らが集う中、八海の携帯にメッセージが入ります。

八海はコウタロウを知る人物から連絡がきたことを明かします。

メッセージとともに送られてきたその人物との2ショット写真に写っているのは確かにコウタロウでしたが、本人はどこか信じられず不安そうな様子です。
七苗は動揺しますが、コウタロウを励まします。

連絡をよこしたのはコウタロウの実の弟・尚希でした。
コウタロウは芝田悠斗と言い、1987年10月11日生まれの36歳。
神戸出身で不動産会社に勤務しています。
2月に出張で東京に来て以来、連絡が取れなくなっていたとのことです。

写真も添えてありそれは確実な情報でした。
そしておおば湯にやってきた「コウタロウをよく知る人物」は酒井百合子でした。
百合子は悠斗ともうすぐ結婚する予定だったと話します。

悠斗は「アーバンシティクロス」という不動産会社の副社長でした。
父が社長で母が専務。
百合子は経理を担当していました。
弟の尚希はチェロ奏者でした。

仕事が生きがいの悠斗は、再開発プロジェクトに取り組んでいて、おおば湯がある清澄白河にオフィスを兼ねた商業施設を計画していました。
東京駅のコインロッカーに私物を預け、その足で自治会長の河村に会いに行く予定でした。

百合子は自分のことが嫌になって逃げたのかと心配をしていました。
そうではなかったと知り安心します。
前の生活に戻れば記憶が戻るかもしれない。
コウタロウは一度、神戸に戻ることにします。

コウタロウは、七苗に必ず戻ると話します。
でも七苗は未来は分からない、とコウタロウの言葉を受け入れることができません。

コウタロウは、七苗が強がっていることがわかります。
そして、「必ず戻る」とあつ子にも約束します。

そんな中、五郎が会長の河村から事件当時のことを聞き出します。
事件当日、悠斗が持ち掛けた開発に反対をしていた河村は歩道橋で悠斗と出会います。
懇願する悠斗を振り払った拍子に悠斗は階段から転げ落ちてしまいます。
見ると悠斗はそのまま歩き出し、あつ子の店に入ります。

河村は怖くて言えなかったとコウタロウに謝ります。
自首をするという河村にコウタロウは「おかげでたくさんの出会いがありました」と感謝をします。

こうしてコウタロウは神戸に戻ることになります。
七苗はコウタロウを見送るのをためらっていましたが、六月、八海、陽太から背中を押され見送りにいきます。

七苗は急ぎ空港に向かいますが、会うことはできませんでした。