川口春奈 ドラマ「9ボーダー」第9話!

川口春奈のドラマ「9ボーダー」第9話です。

神戸へ帰るコウタロウを追いかけた七苗ですが、空港でコウタロウに会うことはできませんでした。
諦めることができなかった七苗は、神戸行きの夜行バスに乗り込みます。

コウタロウを追いかけて神戸にまで行った七苗ですが、神戸での悠斗を知り、大きな差を感じてしまいます。
七苗はコウタロウが務めている会社にたどり着き、受付で名前を告げますが、面会の約束がないと断られてしまいます。

そこに追い打ちをかけるかのように、登場したのは、柴田の婚約者・酒井百合子でした。
酒井は七苗に対して「大庭さんには感謝しています。これまでよくしていただいて」「ただ、どうか今はそっとしておいてください」と深々と頭を下げられてしまいます。

神戸の家に帰り、家族に再会したコウタロウです。
記憶は戻らないながらも百合子の献身的なサポートを受けて、副社長の仕事に復帰することになります。

一段落したら七苗の元へ帰る予定だったコウタロウは、七苗へそのことを伝えるもなぜか突き放されてしまいます。
さらに、百合子との結婚の話も進み、もどかしさを感じます。

七苗にとって酒井は、自分よりもずっと前からコウタロウのことを知っていて、側にいた人です。
そんな人から言われたら、従うしかないと思ってしまう七苗です。

七苗はコウタロウへの想いを忘れるように、おおば湯のリニューアル準備に打ち込んでいました。
その様子を一同は気に掛けながらも、ついにおおば湯リニューアルオープンの日が訪れます。
宣伝の甲斐もあり、大盛況でオープンの日を迎えることができます。

スマホを持つようになったコウタロウは、七苗に連絡します。
最初の電話には元気なふりをした七苗ですが、神戸に行ったことも内緒にしてしまいます。

その後、七苗はコウタロウの電話には出ませんでしたが、六月と八海に「ちゃんと話した方がいい」「後悔しないように」と言われ、六月と八海が見守る中電話をします。

「好きになんてならなきゃよかった」「会わなければよかったのかな」、そう六月と八海に話します。
六月は「そうやって全部なかったことにしちゃうの?」「よく考えて、後悔しないように」とアドバイスします。

七苗は久しぶりにコウタロウに電話をかけます。
おおば湯がオープンしたのを知っているコウタロウはいつもの優しい口調で「よく頑張ったね」と言葉をかけます。

電話では「おおば湯の立て直しを励ましてくれて、好きになって、本当の自分を取り戻せた」と感謝を告げた七苗です。
これを聞いたコウタロウは「よかった」と反応しますが、「俺はこっちの生活に戻ろうと思う」と続けます。

この決断を七苗は受け入れて「コウタロウさんと会えてよかった。ありがとう」と感謝します。
「元気で」と言い電話を切った後の七苗が「どうしよう、大好きだった」と大粒の涙を流します。