吉高由里子 ドラマ「光る君へ」第27話「宿縁の命」!
吉高由里子のドラマ「光る君へ」第27話「宿縁の命」です。
石山寺で再会したまひろと藤原道長は、会わずにいた間、お互い、どのように過ごしていたかについて語り合います。
そして、別れ際になり、藤原道長は、「もう一度自分のそばで生きることを考えてほしい」とまひろに伝えます。
しかし、まひろは、藤原道長の気持ちをそっと断るのでした。
3月になり、安倍晴明の予言していた通り、中宮・藤原定子が一条天皇の子を懐妊します。
しかし、藤原道長の妻・源倫子は、娘の藤原彰子こそが内裏を仕切る后になるのだと意気込み、源倫子と藤原彰子の女房である「赤染衛門」に、「藤原彰子に華やかさと明るさを身に付けさせてほしい」と頼みます。
一方、藤原宣孝が久しぶりにまひろのもとへ訪れます。
藤原宣孝は、11月に行われる賀茂の臨時祭で、神楽の人長を務めること、「宇佐八幡宮」の奉幣使として豊前に行くことをまひろに伝えました。
まひろは、「己を貫くばかりでは、誰とも寄り添えない」という言葉を思い出し、素直にお祝いの言葉を述べます。
そして、2人は笑いあって、ようやく復縁します。
9月のある日、内裏の清涼殿では、安倍晴明が一条天皇に、藤原彰子の入内について説明します。
一条天皇は、藤原定子の出産と入内の日が近いことを思い悩みますが、公卿の多くは、藤原彰子の入内を歓迎します。
藤原道長は、藤原彰子の入内を盛り上げるために、公卿達が詠んだ歌を屏風に貼り、内裏に持ち込むことを思い付きます。
そうすることで、公卿達が藤原道長を支持していることの証になり、一条天皇も藤原彰子に一目置くと考えたからです。
予定通り、藤原彰子は11月1日に入内します。
その6日後、藤原定子が出産します。
藤原定子が皇子を生んだ11月7日は、藤原彰子の女御宣下の日でもありました。
このところ体調がすぐれない藤原道長は、運の陰りだと憂いますが、安倍晴明は、何の問題もないとし、藤原彰子を中宮にするように勧めてきます。
1人の天皇に2人の妻がいる事態に、藤原道長は驚きますが、安倍晴明は、「一帝二后」によって藤原彰子の力は強まり、藤原道長の体調も治ると断言します。
藤原道長は、この件を藤原行成に相談します。
藤原行成は、「朝廷の安寧のためなら、先例がなくてもかまわない」と答えます。
この年の暮れ、藤原道長と源倫子の間に、のちの「後一条天皇」の中宮となる「藤原威子」が生まれます。
そして同じ頃、まひろもひっそりと娘を生みます。
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