多部未華子 ドラマスペシャル 『二つの祖国』後編!
多部未華子出演のドラマスペシャル『二つの祖国』後編です。
1945年、原爆が投下され日本は終戦を迎えます。
広島で暮らしていた梛子は、原爆投下地点の近くにいましたが
奇跡的に助かります。
終戦後、賢治は原爆調査団の一員として、広島に入ります。
梛子が果たして無事なのか、気がかりでなりません。
広島で息子の命を救った医者・ピーターソンと再会します。
ピーターソンは被爆者の今後の健康被害を心配します。
賢治は翻訳モニターとして働くため東京に戻ります。
日本の戦争責任を裁く極東国際軍事法廷で、通訳の言葉をチェックするモニターの責任者を任されることになります。
大川周明、広田弘毅、東條英機など、かつての日本の指導者たちが法廷で裁かれます。
間違いの許されない任務で、賢治の心は疲弊していきます。
チャーリーの紹介で、梛子も東京で働くようになります。
エミーとの不仲もあり、賢治はますます梛子に惹かれ二人は結ばれます。
裁判は、戦勝国アメリカ側の意向に沿って進んで行きます。
勝者が敗者を一方的に裁くやり方に賢治は強いショックを受けます。
判決が下り、A級戦犯への「絞首刑」の判決が言い渡されます。
やがて、梛子は原爆の後遺症から、白血病となり余命一年を宣告されます。
ピーターソンにアメリカで薬を入手してもらいますが、副作用に苦しむ梛子です。
賢治は梛子を見舞います。
アメリカ、日本の二つの祖国の架け橋になってほしいと言われ、思い悩みます。
やがて、梛子は息を引き取ります。
賢治は、裁判での言動などから反米と責められ、除隊することとなります。
もはや、梛子も失い、二つの祖国の間で苦しみ続けた賢治は自ら命を絶ちます。
一発の銃声が響き渡ります。
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