二階堂ふみ 映画 味園ユニバース 強さと可愛さを備えた女優! 

2019年10月19日

二階堂ふみ、渋谷すばる共演の映画「味園ユニバース」です。
独特の世界観のある映画でした。

二階堂ふみですが、存在感のある女優です。
人を寄せ付けない個性というか、強さがあります。
それでいてまわりに愛される可愛さを兼ね備えています。

渋谷すばるも不器用そうなところがよい感じをだしています。
歌のうまさも映画の魅力です。

渋谷すばるが扮した、歌う以外の記憶を喪失した男が、
とあるバンドマネージャーの少女と関わりを持ったこと­で過去と向き合い、
自らを見つめ直す姿を描いています。

彼と行動を共にするうちに自身も変化し­ていくヒロインを二階堂ふみが演じています。
二階堂ふみは、父親が交通事故で死んでしまったあと、
高校も行かずに、ミュージックスタジオを経営しています。

大阪の味園にある小さな貸しスタジオですが、
音楽好きの仲間が集まってきます。

歌謡ショーなどのイベントも開催しています。

渋谷すばるは殴られて記憶をなくし、二階堂ふみの経営する、ミュージックスタジオで働くようになります。
記憶は無くしても、歌だけは覚えています。
とんでもない歌唱力です。

そしてバンドのボーカルを務めるようになります。
名前の無い彼はポチ太と呼ばれるようになります。

二人で延々とスイカの種を飛ばすシーンがあります。
この映画のテーストを象徴していますが、なんとなくわかりあえた瞬間です。

それと音楽イベントでは
なぜか二階堂ふみはセーラー服で登場します。

それはそれで可愛いのですが、細かいところでのこだわりが面白いです。
その後、ポチ太は記憶を取り戻します。

自分の名前も思いだし、悪に染まった過去に悩みます。

それからの展開はいろいろありますが、
彼女の想いは通じ、ポチ太は最後に意を決してマイクを持って、みなの前で熱唱します。

決して、ヒーローは出てこない普通の映画ですが、心を打つものがあります

「味園ユニバース」特別映像