石原さとみ 舞台「アジアの女」! 

2024年10月25日

石原さとみ主演舞台『アジアの女』です。

主演に石原さとみを迎え、吉田鋼太郎が、これまで俳優として出演してきた盟友・長塚圭史の2006年初演戯曲「アジアの女」演出に挑みます。

大災害によって壊滅した東京のとある立ち入り禁止地区。
2階部分によって1階が押しつぶされた家に、兄の晃郎と妹の麻希子は住み続けていました。
麻希子は、天真爛漫な笑顔で家の下敷きになって死んでいるであろう父親が生きていると信じています。

2人は国からの配給によって生活しますが、晃郎は酒浸りとなり、かつて精神を病んでいた麻希子は畑に水をやり続けます。

麻希子に想いを寄せる警官の村田は、2人の世話を焼きいつも見守っていたました。

そこにスーツ姿で訪れる一ノ瀬は一応は作家だけど、文筆の才能は全くありません。
自分が書けなくなったのは、編集者だった晃郎が居なくなったからだと一方的に難癖をつけ、転がり込んで来ます。
そして、晃郎に「物語を書かせろ」と迫ります。

そんな中、麻希子は仕事をあっせんする元締めの鳥居と出会い、生活のため「ボランティア」と称した仕事を始めることになります。

町に出て働きだした麻希子に対し、家を出ることもできない晃郎。
「ボランティア」としていかがわしい商売でお金を得るようになった麻希子は、身に着けるドレスも変わります。

そんな2人とともに過ごしていた一ノ瀬は、麻希子をモデルにした物語を書こうとします。

『アジアの女』PV