長澤まさみ 映画 ラフ

2024年2月13日

長澤まさみの映画「ラフ」です。
長澤まさみは18歳、初々しい可愛さで溢れています。

あだち充原作の青春ドラマです。

長澤まさみの競泳水着姿がとても魅力的です。

高校水泳部に所属する大和圭介と二ノ宮亜美ですが、
2人の実家はともに和菓子屋で、祖父の代からライバル同士の因縁の関係です。

そんな二人が、様々な出来事を経て次第に惹かれ合っていきます。
亜美が兄のように慕う日本記録保持者の弘樹と、圭介との三角関係で話は進展していきます。

冒頭、長澤まさみがセーラー服のまま飛び込み台からプールに落ちるという大胆な演技で映画は始まります。

その後、亜美と圭介はスポーツ推薦で高校に入学し、
同じ寮での生活を送ることになります。

黄色い競泳水着で飛び込み練習の場面があります。
すらっと伸びた手足にくびれたウェスト、若々しさがあふれています。

亜美と圭介は、寮の行事で奇しくもデートをしないといけなくなります。
禍根を残した両家の歴史から話がかみ合いません。

雨がふりだし、亜美は近くのマンション部屋に避難しますが、そこにはお兄ちゃんと呼んでいる弘樹が住んでいました。
自由形100m・200mの日本記録保持の大学生です。

圭介も高校選手としては期待がされている自由形の水泳選手です。
記録を残してだんだんと頭角を現していきます。

水泳大会では自己ベストの成績でしたが、弘樹には大差で負けてしまいます。

ある夏の日、水泳部の面々が海に遊びに行きます。
亜美は、青のストライプの入った
可愛いビキニの水着で球技に興じます。

亜美が泳いでいると、ウインドサーフィンのボードと衝突してしまいます。
圭介は亜美を助けに海に入りますが、泳ぐスピードでは弘樹にかないません。
結局、弘樹が亜美を助け、人工呼吸をします。

亜美の鼻を押さえ口から空気を送り込みます。
亜美の顔がアップになります。
はっとするシーンです。

元気になった亜美は赤のポロシャツに半ズボン姿で
圭介に話しかけます。
2階の圭介の部屋にはしごをかけと登ろうとします。
ベランダで落ちそうになる亜美を抱きとめる圭介です。

亜美を助けるために海に飛び込んだ圭介に
ありがとうのひとことを言いたい、そう告げる亜美です。

圭介のことがだいぶ気になってきた亜美です。

圭介は声をかけてもらってがぜんやる気がでます。
練習でも新記録をだします。

飛び込み台の上から、
今度は水色の競泳水着で眺める亜美の姿が可愛さ一杯です。

競技大会当日、弘樹が子供を避けて車で事故を起こしてしまいます。
弘樹は病院に入院、競技への参加は絶望的になります。
圭介もすっかりやる気をなくし練習をさぼります。

リハビリに励む弘樹ですが、亜美はその姿を悲しそうに見守ります。

ある日、圭介は飛び込みを引退する同室の友人に期待の言葉をかけられます。
それをきっかけに、再び競技への情熱がわき起こります。

亜美に飛び込みを体験させてほしいと頼みます。
亜美はプールにキーホルダーを投げ入れます。
子供のときの思い出のキーホルダーです。

実は小さいときは二人はよく遊んだ間柄というのがわかってきます。

圭介はプールサイドで亜美の手をとり、キーホルダーを手渡します。
圭介は亜美を抱きしめようとします。
けれど、病院の弘樹のことを思い出した亜美はその場から離れます。
圭介は「かならず弘樹の記録をやぶるからと」叫びます。

猛練習を続ける圭介、
看病を続ける亜美、
二人の心はすれ違いますが、一生懸命です。

1年後、弘樹はリハビリを終え、
試合に復帰し、日本記録を更新します。

「あの事故は亜美のせいではない、それを言うために戻ってきた、だから絶対負けられない」
圭介にそう伝える弘樹です。

さあ、日本選手権の当日です。
ここで、亜美が飛び込むシーンがあります。
黒と赤の可愛い競泳水着です。
飛び込み台に市川由比演じる、かおりと並んでたちます。

「久しぶりだから飛込みが怖い」という亜美に、
「迷っているから飛べない」かおりはそう言います。
やがて迷いを振り切り、亜美は飛び込みます。

そして応援に向かいます。
亜美は弘樹に、
「圭介にカセットテープを渡してくれ」と頼みます。

そのテープを聴く圭介です。
いよいよ自由形の試合、
「さあ、亜美を助けにいくぞ」そう声をかける弘樹です。

二人はスタートを切ります。
彼女のテープの内容が流れます。
圭介に、「あなたが好きです、応答せよ」そう語りかけます。

圭介は1位でゴールし、弘樹を破ります。
そして映画は終わりとなります。

人気漫画が原作だけあって、主人公が成長していく、
楽しい青春ドラマに仕上がっています。

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