吉高由里子 ドラマ「光る君へ」第18話「岐路」!

吉高由里子のドラマ「光る君へ」第18話「岐路」です。

筑前守として太宰府に赴任していた宣孝が京に戻り、まひろと為時の元にやってきます。
まひろは、宣孝に宋の国について教えて欲しいとせがみます。
博多の港には宋からの船が訪れており、宣孝は宋について知っていました。

宣孝は「科挙」(かきょ:身分の低い者でも政に加われる制度)の話をします。
それを聞いたまひろは、宋の国にあこがれを抱きます。

道隆の死後、一条天皇は次の関白に道兼を命じることを決めます。
一条天皇は、それを藤原伊周に伝えます。
伊周は藤原定子に「なんのために入内したのだ」と責めますが、定子は「人望が足りないから関白を任せて貰えないのだ」と答えます。

道兼は民のためによい政をと奮起していましたが、関白就任の日に倒れます。
道兼もまた、疫病に感染していました。
道兼は7日後、35歳でこの世を去ります。

疫病の勢いは留まらず、多くの公卿が病に倒れます。
関白の座を狙う伊周は、人望を得るために、公卿を招き宴を催します。
伊周は公卿達にこれまでの非礼を詫びます。

その頃、為時の屋敷にききょうがまひろを訪ねてきます。
ききょうは、内裏では次の関白が道長か伊周かという話でもちきりであることを伝えます。

まひろはさりげなく道長の政の才について尋ねます。
するとききょうは、贅沢を許さない道長は、公卿にも女官にも人気がなく、権勢欲もないことから、関白になるのは難しいと返答します。

一方、藤原詮子が内裏に乗り込み、一条天皇がより良い政をできるように、傲慢な伊周ではなく、道長を関白にするように迫ります。

これにより、翌日、一条天皇は道長を内覧とし、さらに1ヵ月後には右大臣に任命します。
ついに道長は内大臣の伊周を超えて、公卿の頂点に立ちます。
実は一条天皇は道長に関白の打診をしていましたが、道長が断っていました。

そんなある日の夜、まひろはかつて道長と逢瀬していた廃邸を訪れます。
偶然にもそこへ藤原道長が現れます。
2人は何も語らず、その場を去っていきます。