今田美桜 ドラマ「花咲舞が黙ってない」第5話「半沢直樹登場 第二章開幕!」!

今田美桜のドラマ「花咲舞が黙ってない」第5話「半沢直樹登場 第二章開幕!」です。

花咲舞と相馬健の次なる臨店先は、山間の温泉地にある眠山支店です。
そこで二人は、眠山支店の取引先である老舗旅館・白鷺亭の八坂社長から、旅館の改築費用5億円の融資がなかなかおりずに困っていると相談を受けます。

眠山支店の前浜支店長は、融資に慎重な守りのタイプです。
その前浜が納得するような事業計画書を作成するために、舞と相馬は白鷺亭に宿泊して顧客目線で改善点を探すことになります。

温泉と宿の料理を満喫しつつも、舞たちは旅館の問題点をチェックします。
その結果、料理部門の人手不足のせいで、料理の質が落ちていることが判明します。
高齢の五十嵐料理長も「限界だ」とぼやきます。

課題を克服するために、八坂社長はすぐに料理人探しを開始します。
舞と相馬は白鷺亭の融資担当者・後藤涼太と共に、白鷺亭が改善に向けて動き出したことを支店長の前浜に報告します。
しかし前浜は、「この街には未来がない」と言い、人口も観光客も激減し、インバウンド需要も見込めない寂れた温泉街に融資など出来ない、と話を聞いてくれません。

前浜の言葉に憤った舞は、眠山支店のテラー・北見容子と落合若菜に話を聞きます。
すると二人も前浜と同様に、この街には未来がない、私たちにできることはないと諦めの態度を見せます。

その日の夜、再び白鷺亭を訪れた舞と相馬は、思いがけない人物の姿を目撃してします。
臨店班の知らないところで、銀行を揺るがす大きな出来事が動き出そうとしていました。

舞たちが目撃したのは、東京第一銀行の牧野頭取と、紀本平八、昇仙峡玲子でした。
さらに牧野頭取と話している相手は、東京第一銀行のライバル、産業中央銀行の景山頭取でした。
こんな山奥でのメガバンク2行のトップ同士による極秘会談です。

驚きながらも舞と相馬は、白鷺亭に融資が難しそうだと告げに行きます。
八坂の諦めきれない気持ちに触れた舞は、白鷺亭の料理部門を捨てて、夕食は街の飲食店で食べてもらう「泊食分離」を思いつきます。

舞の熱意に心を動かされた支店の行員たちの後押しで、前浜支店長はついに、融資を本部に通すと決断します。

数日後、白鷺亭から突然、産業中央銀行が1億多い6億円の融資をしてくれる事になったので、融資を辞退したいと連絡があります。
舞と相馬は突然の申し出に戸惑います。
その裏では産業中央銀行の半沢直樹が暗躍していました。

そんな中、全行員向けに、牧野頭取から「当行は、産業中央銀行と合併することを決定いたしました」と緊急メッセージが流れます。
それを聞いた相馬は、眠山でのトップ会談の意味と、産業中央銀行が白鷺亭への融資を引き受けた理由を理解します。

銀行が合併すると、支店の統廃合が行われます。
産業中央銀行の眠山支店は、情報が解禁されるよりも前に、合併の話を掴んでいて、自分たちの支店を存続させるために白鷺亭に融資したのではないかと思われました。

相馬の話を聞いた舞は、昇仙峡の元へ駆け込み、支店がなくなれば、北見や落合のようなパートの従業員は仕事を失う、なのに合併の情報を黙っていたなんてアンフェアだと訴えます。
昇仙峡はそんな舞を冷たくあしらいます。

その夜、昇仙峡は、眠山で産業中央銀行の景山頭取の傍にいた男、半沢直樹と再会します。
昇仙峡は、情報解禁前に合併の話を眠山支店に漏らしたのではないかと半沢に抗議します。
しかし半沢は、私たちが考えるべきはお客様の利益、と平然と答えます。