戸田恵梨香 ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」第10話・最終回!

2019年8月16日

戸田恵梨香のドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」第10話・最終回です。

尚(戸田恵梨香)は手紙と携帯電話を自宅に残し突然姿を消しました。
真司は警察に捜索願を出します。

薫と侑市の力も借りて病院などに問い合わせをしますが、行方はわかりません。
自分が怒鳴ったから家出したと思った真司は自分を責めます。

そんな中、侑市が開発していた新薬が厚生労働省から承認されました。
真司はもう少し早く完成していればと、悲しい気持ちになります。

侑市は父・誠一郎に言われ、母・千賀子と和解します。
千賀子は薫にウエディングドレスを用意します。

それから4か月、尚の行方は未だにわかりません。
真司は木村と飲みに行き話を聞いてもらいますが、
「なんとしても探さなきゃというのはお前のエゴだ」と言われてしまいます。

自宅に戻った真司を編集の水野が待っていました。
水野は「このままずっと先生のお側にいても良いですか?」と告白しますが、
「それには応えられない」真司は断ります。

それから数か月後、テレビの番組で薫が尚の捜索を訴えます。
すると、番組を見ていた視聴者から尚の情報が届きます。

真司はその場所を訪れます。
そこは、大きな煙突の見える場所でした。
真司の小説に登場する光景です。

やっと尚に会うことができます。
けれど、尚には真司のことがわかりません。

尚の面倒を見ていた診療所の医師・朝倉が、
「自分が何者かわからなくなったあと、家族が探しに来たら渡してほしい」
と言われていたバッグを真司に渡します。

バッグの中には、真司の書いた小説とビデオカメラが入っていました。
ビデオカメラには尚から真司へのメッセージが録画されていました。
尚の気持ちを知った真司は泣き出します。

朝倉が尚と話すことを勧めます。
真司は浜辺で尚の隣に座り、
自らの小説を尚に読んで聞かせます。

真司は尚に
「また会いに来てもいいですか?」と聞きます。
そして、今度は息子の恵一を連れてやってきます。

真司は朝倉医師に、続けて尚の面倒を見てもらうように頼みます。

真司は尚を東京の居酒屋に連れてきました。
そこには薫や侑市、木村などの仲間が待っていました。
薫は辛くて泣き出してしまいます。

そしてまたいつもの浜辺で小説の続きを読み聞かせていると、
尚が突然小説の続きを思い出します。
驚いた真司に尚は「真司、続きを聞かせて」と言います。

記憶が戻ることがないはず尚に一時的に真司の記憶が戻りました。
奇跡のような出来事でした。

尚が真司のことを思い出したのは、その時だけでした。
一年後、尚は肺炎をこじらせてこの世を去ってしまいました。

こうして大恋愛の物語は終わりを告げます。