松嶋菜々子 ドラマ「やまとなでしこ 20周年特別編」第2夜 いつか王子様が!

2024年2月16日

松嶋菜々子のドラマ「やまとなでしこ 20周年特別編」第2夜 いつか王子様が!です。

神野桜子は火事になってしまったアパートに戻ります。
賠償金などを含めて84万円もの大金を請求されてしまいます。

一方、中原欧介の実家「魚春」の元に銀行員がやってきて借金の返済を求めます。
返済できなければ「魚春」は差し押さえられてしまうことになります。

欧介は佐久間にヒラメを届けます。
そこには焼け出されて佐久間家に居候をしている桜子がいました。
真理子は「急用が出来た」と理由をつけて欧介と桜子を二人っきりにします。

欧介が捌いたヒラメの刺身を食べる2人です。

桜子は数学を諦めて実家に戻ってきた欧介を非難します。
「要するに数学から逃げただけじゃない。」
ひどい言葉を浴びせます。

おもわず、欧介は
「貴方の顔以外どこを愛せばいいですか」
二人は大喧嘩となります。

東十条は桜子に、新しい系列の病院が建つことと自分が院長になることを告げます。
欧介の実家への強引な取立ての裏にはその病院建設が絡んでいることがわかります。

欧介の母親は心労のため倒れてしまいます。
欧介は東十条に、「魚春」を取り上げないでほしいと土下座して頼み込みます
そこに桜子もやってきます。

夜、桜子が欧介の母親のお見舞いにやってきます。
母親は意識を取り戻し、桜子を欧介の元カノの雪子と勘違いします。
桜子も話を合わせます。
「あの子は貴方を幸せに出来るたった1つのものを持っているわ」
それは何?と聞く桜子に
「あの子と一緒にいたら分るわ」

翌日、東十条は桜子に新しい病院計画の話をします。
桜子は場所を変えてもらうことをお願いします。
桜子の願いは聞き入れられ、病院は別の場所に立つことになります。
「魚春」は救われます。

その夜、欧介は桜子にお礼を言いに行きます。
桜子は代わりに欧介の好きなことに付き合ってもらうことになります。

居酒屋、パチンコ、ゲームセンター、バッティングセンターと欧介が普段よく行く所を一緒に巡ります。
桜子は、欧介が持っているたった1つのものとはなにかを考えます。

欧介が桜子をアパートに送り届けると、東十条が待っていました。
桜子が高級マンションに住んでいると言う嘘がばれてしまいます。

欧介のもとに学生時代世話になった黒川教授がやってきます。
欧介の才能を認めて、数学の道に戻ることを勧めます。

桜子は客室乗務員を辞め、東十条との結婚に備えます。
結婚式直前、真理子が桜子の元を尋ねて、欧介がけがをしたことを伝えます。

結婚式が始まります。
桜子はバージンロードを歩き花婿のもとに歩きます。
途中、欧介の容態が急変したことを聞いてしまいます。

桜子は
「行かなきゃ、私、行かなきゃ」
「皆さん、どうぞこのままで」
結婚式を放り投げ、ウエディングドレスのまま欧介の元に向かいます。
桜子が病室にやってくると欧介の姿はありませんでした。
怪我は大したことがわかります。

数日後、欧介の元に黒川教授がやってきます。
欧介は、数学の研究を続けながらニューヨークで非常勤講師として働けることになります。

欧介は、再び夢に向かって進むことを決めます。

一方、桜子は海に向かって叫びます。
「私は悪くなーい!」

欧介はニューヨークへと旅立ちます。

桜子は東十条に全てのことを打ち明けます。
「東十条さんを愛していませんでした」

桜子は佐久間家に呼ばれます。
桜子の28歳の誕生日でした。

真理子は、「貴方はまだ何も分かっていない」
用意しておいたチケットを渡します。
桜子は欧介から貰ったあのカメレオンを持ってニューヨークへ向かいます。

大学で待ち続けているとついに欧介が現れます。
欧介は、
「もう逃げません」
「貴方が好きです」

桜子は
「私には見えます。10年後も20年後も貴方のそばにいる未来が」
「残念ながら貴方といると私は幸せなんです」

やっと二人は結ばれます。
ニューヨークで二人だけの結婚式をあげます。
幸せいっぱいで街をデートする様子が映ります。

松嶋菜々子の魅力に圧倒される感動のドラマでした。