多部未華子 ドラマ「松尾スズキと30分の女優」多部未華子の乱!
多部未華子が「松尾スズキと30分の女優 多部未華子の乱」に出演しています。
大人計画主宰、コントの名手松尾スズキが毎回1人の女優とがっぷり4つに組んで繰り広げる至極のコントドラマです。
シュールな笑いがたっぷりです。
多部未華子は、戦国時代の姫「わう」を演じています。
華やかな衣装を着て登場します。
時は戦国時代、土賀城では、戦に勝利した祝いが開かれています。
土賀藩城主「図工是々峰」家来「澱粉丸」「わう」の3人での宴です。
澱粉丸はわうとは幼少期をともに過ごした仲の関係です。
わうが殿に進言します。
「親方様、お願いがあります」
澱粉丸が遮りますが、
「祝いの宴であるからこそお願いしたい」
と譲りません。
「殿は戦勝品のはちみつを抱いておられますが、そのはちみつに口出ししたい」
「わうは、はちみつを台無しにしたい」
数々の舞台で培った迫真の演技が続きます。
「親方様のがっかり顔が見たいのです」
わうの言葉を受けて、殿は不思議な舞を繰り出します。
わうは、
「一人娘の好奇心として親方様のがっかりする姿が見たいのです」
そして、はちみつを台無しにする案を3つ進言します。
・はちみつをつんつんしてユーチューブで配信
・JALでの遠方はちみつ農家への空輸の策
など、奇抜な案ばかりです。
楽しい変顔も披露します。
殿の意味不明の舞が続きます。
わうの心は乱れ、澱粉丸に策を選ばせます。
澱粉丸は、新たなプランを提案します。
鶏むね肉にはちみつをまぶす、という案です。
あまりにありきたりの案で、殿は澱粉丸に切腹を命じます。
わうの最後の一言「それはそれでよい」でドラマは終わります。
なんとも楽しいドラマでした。
多部未華子のコメントです。
ふざけたことを真剣にやるのが面白かったです。
「歌い終わるまでいない」は、まさに松尾さんから見た私のイメージが凝縮されている感じがしました。
松尾さんとは10年ほど前から何度もご一緒させていただいていますが、それほど連絡を取ることもないんです。
でも今回のコロナ禍で大変な時に「松尾さん大丈夫かな?」と真っ先に気になってしまったように、近くはないけど気になる存在です。
普段松尾さんと舞台でご一緒することはあっても、面と向かってのお芝居をすることはあまり無かったので、そういう意味では、私自身も新鮮でした。
そんなフレッシュなところを皆さんにも楽しんでいただければと思います。
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