長澤まさみ 映画「散歩する侵略者」!

2024年2月15日

長澤まさみの映画「散歩する侵略者」です。

加瀬鳴海を長澤まさみが演じています。
夫と二人暮らし、家でデザイナーの仕事をしています。

数日間の行方不明の後、不仲だった夫の真治がまるで別人のようになって帰ってきました。
急に穏やかで優しくなった夫に戸惑う鳴海です。

真治は会社を辞め、毎日散歩に出かけていきます。
一体何をしているのか、鳴海は不思議に思います。

その頃、町では一家惨殺事件が発生など奇妙な現象が頻発します。

ジャーナリストの桜井は取材中、天野という謎の若者に出会います。
そして、事件の鍵を握る女子高校生・立花あきらの行方を探し始めます。

やがて町は不穏な世界へと雰囲気が変わり、事態は思わぬ方向へと動いていきます。

「地球を侵略しに来た」
鳴海は、真治から衝撃の告白を受けます。

3人の宇宙人が、調査のため派遣されます。
人類がどのような考えを持って生活しているのか、
人類から様々な概念を奪い取ります。

1人の宙人は真治の体を乗っ取り、鳴海をガイドとして調査を進めます。

鳴海は、侵略の話を聞き、真治と共に街を出ていくことを決意します。
そこに桜井が現れ、この3人を絶対に会わせてはならないと鳴海に警告します。

しかし、家を出て車に乗ったところ、天野と立花あきらがやって来ました。
一瞬で3人での会議が終わり、地球は侵略されることが決まりました。

鳴海は真治の手を取り、車に乗って逃げ出します。
立ち寄ったショッピングモールに、天野たちもやって来ました。

再び鳴海と真治は車で逃げ出しますが、立花あきらが車の前に飛び出し息絶えます。

桜井は最後の可能性を信じ、大きな声で宇宙人侵略の事実を訴えますが、話を信じる者は誰もいません。

鳴海と真治は走り続け、ホテルに宿泊します。
侵略まで時間が残されていないことを悟った鳴海は、自分を殺してほしいと願います。
しかし、ガイドを殺すことは出来ないと真治は拒否します。

そこで鳴海は愛の概念を奪ってほしいと真治に話します。
鳴海から愛の概念を奪った真治はその複雑さに驚きます。
一方の鳴海はまるでもぬけの殻のようになってしまいました。

桜井と天野は、通信機を発動させるための電源がある工場に着きます。
そこを嗅ぎ付けた政府との銃撃戦になりますが、天野が負傷しながら全員を抹殺します。
しかし、大量の銃弾受けた天野は命を落とします。

桜井は通信機を作動させ、宇宙人との通信は成功します。
地球への侵略が始まります。

桜井は爆撃してくる戦闘機により息絶えます。

海の見える崖まで辿り着いた鳴海と真治。
海を眺めていると、雲の中から宇宙人による攻撃弾が飛んできます。

突然、宇宙人たちの地球への侵略がストップします。
ぎりぎりで生き残った人類。
しかし、概念を失ったことによって後遺症に悩まされる人たちが多数残されています。

治療施設の医師を手伝う真治。
真治は、愛の概念を失いあらゆる感情を喪失してしまった鳴海を支え続けます。