松嶋菜々子 映画「ホワイトアウト」!
松嶋菜々子出演の映画「ホワイトアウト」です。
日本最大の貯水量を誇る新潟県奥遠和ダムで働くダム運転員の富樫輝男と吉岡和志。
二人は無二の親友でした。
雪に覆われた12月、吹雪の酷い日に富樫と吉岡はダム作業所の裏山で遭難者2名を見つけ救助に向かいます。
遭難者を富樫と吉岡は1人ずつ背負って下山を始めますが、悪天候に遮られ吉岡は運悪く斜面を転げ落ち負傷してしまいます。
一人助けを呼びに下山する富樫。
下山中にも悪天候は続き、ホワイトアウトと呼ばれる白い霧に巻き込まれ、富樫はビバークします。
しかしこの選択により救助が遅れ、翌日吉岡が死体で発見されてしまいます。
吉岡には結婚を誓った婚約者・平川千晶がいました。
松嶋菜々子が千晶を演じています。
恋人の死を知った千晶は、吉岡が生前「冬の奥遠和を見せたい」と言っていたことを思い出し、奥遠和ダムに向かいます。
新潟に着いた千晶を迎えてくれたのは奥遠和ダムの課長・岩崎、車で千晶をダムへ送り届けることになります。
その頃奥遠和ダムではテロリスト集団がダム占拠計画を進めていました。
ダムに通じるトンネル内で岩崎と千晶はテロリスト集団と鉢合わせてしまい、岩崎は銃弾に倒れ、千晶は人質としてダム内に連行されます。
一方、作業中にダムの裏山に人影を発見した富樫は不審に思い同僚を連れ捜索に向かいますが、テロリストの銃撃を受け、富樫は命からがら逃げることになります。
ダムの指令室を乗っ取ったテロリスト集団は複数のダム運転員たちを人質にダム内に立てこもります。
一人生き延びた富樫はダム内で起こっている出来事を外部に伝える手段を探し、人質の救出に動き出します。
テロリストたちは、ダムの水を放流し、ダム下流に住む住人を危険にさらしていきます。
放流を知った富樫はテロリストからダムを守るために、手動で放流を食い止めます。
テロリストたちは富樫の動きを封じるためにダムの周りをダイナマイトで吹き飛ばし、人工的に雪崩を起こし富樫がいるダムの出入り口をすべて塞いでしまう作戦に出ます。
出口を塞がれてしまった富樫は、水が流れるためのドラフトチューブを通り約3キロ下流を目指します。
脱出経路にテロリストも気づき、富樫を死に追いやるためにドラフトチューブに放水を始めます。
数秒後に何トンもの水が流れてくることを知った富樫は手持ちのガスボンベとマスクを装着します。
助かった富樫は、警察に連絡を取ることが出来ます。
そして、テロリストが「赤い月」のメンバーであることが明らかになります。
ダムから脱出した富樫ですが、警察が止めるのも振り切って仲間と千晶を助けるべく奥遠和ダムに戻ります。
奥遠和ダムに戻った富樫は一人また一人とテロリストを打ち負かしていきます。
メンバーが富樫との闘いに気を取られている間に、リーダー宇津木は、一人スノーモービルで逃走を図ります。
ダムのあちこちに仕掛けられた爆弾を宇津木が作動させ、時限爆弾のスイッチがカウントを始めます。
宇津木はダム内のメンバーを最初から捨て駒にするつもりでした。
宇津木の裏切りに気付いたメンバーの小柴は宇津木を追いスノーモービルを駆ります。
小柴は、途中で千晶を助け、スノーモービルに乗せ一緒に宇津木を追いかけます。
宇津木に追いついた小柴は銃弾に倒れてしまいます。
千晶も撃たれ怪我を負いますが、後を追ってきた富樫が助けます。
富樫は意識を失っている千晶を雪山に残し「必ず戻ってくる」と誓い宇津木の後を追います。
宇津木はダムに停めてあったヘリに乗りさらに逃走を図りますが、富樫を見つけ攻撃します。
追い詰められた富樫は、最後の手段でスノーモービルを起爆剤にして人工的に雪崩を引き起こします。
雪崩に巻き込まれたヘリはそのまま墜落します。
富樫は宇津木を倒し、ダム内に仕掛けられた時限装置のスイッチを切ることに成功します。
富樫には千晶を助けることが残っていました。
けれど、再び悪夢のようなホワイトアウトが富樫の行く手を阻みます。
吉岡を助けられなかったあの悲しい事故の記憶が蘇えります。
翌日天候が回復します。
雪山を歩いて戻ってくる富樫の姿が現れます。
その腕には千晶が。
助けることができました。
ヘリで搬送される富樫と千晶。
意識が戻った千晶に警察は富樫の無事を知らせます。
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