有村架純 ドラマ「さよならのつづき」第8話・最終回「さよならのつづき」!

有村架純のドラマ「さよならのつづき」第8話・最終回「さよならのつづき」です。

ハワイの暮らしに馴染んださえ子の前に、成瀬が突然現れて「中町雄介として、3日間だけ一緒に過ごしたい」と言い出します。

経過は良好らしく、拒否反応と一緒に雄介の記憶もなくなるので、「彼と最後の時間を過ごしてほしい」というのが成瀬の旅の目的でした。

さえ子も笑顔で応じますが、実はミキから電話で「成瀬の命がけの嘘を背負ってほしい」と言われ、すべてを知っていました。

いくつかの注意事項の最後に、「セックスは命を落とす危険があります」と声を震わせたミキを思い出し、静かに涙を流したさえ子です。

彼女は最終日の夜、心臓の音を聞かせてもらいながら眠りにつき、日本へ帰国する成瀬を空港まで見送ります。

成瀬はいつも雄介が曲の入りの前に弾いていたメロディの秘密を教えてくれ、2人は笑顔で握手をし、ハグをして別れの挨拶をしました。

季節が巡って山々も紅葉し、ミキの実家でりんごが実る秋となります。

成瀬は収穫に勤しむ家族のそばで、車椅子に座ったまま眠るように亡くなります。

同じ頃、ハワイの空にかかった美しい虹を、コーヒー農園でさえ子が見上げていました。

さえ子は帰国した足で健吾を訪ね、「もう同じ人を好きにならないようにしよう」と言います。

彼が雄介から引き継いだコーヒーの木には、待望のコーヒーチェリーが実ります。

その後も挨拶回りをしていると、ミキから収穫を手伝ってほしいと連絡がありました。

憎まれ口を叩きながら、「毎年お願いね。会いたいし」と言うミキに、さえ子も「わかった」と応じ、顔を見合わせて笑うのでした。