今田美桜　ドラマ「花咲舞が黙ってない」第１話！

2024年7月1日

今田美桜のドラマ「花咲舞が黙ってない」第１話です。

東京第一銀行羽田支店の窓口係を務める花咲舞は、ある日突然、人事異動を言い渡されたます。
異動先は本部の支店統括部臨店班です。

相棒の相馬健のやる気がないのは気になりますが、エリート女性行員、昇仙峡玲子に憧れを抱いた舞は、本部への大抜擢と大張り切りです。

最初の臨店先は、なんと古巣の羽田支店で、苦手な先輩根津京香と再会します。
臨店の仕事とは支店で起きた小さな問題の解決と指導、皆から嫌われる、誰もやりたがらないものだと知り、舞はショックを受けます。

がっかりしながら迎えた臨店2日目。
臨店班宛に、羽田支店の藤枝支店長と取引先である株式会社エトランの癒着の調査を求める内部告発のメモが届きます。
送り主はこの支店の誰かに違いない、と行員たちに聞き取り調査をすることになります。
昨年までエトランの融資担当をしていた根津に話を聞く中で、舞は根津が何か知っているのではないかと察しますが、支店長のイエスマンである根津は、「存じません」の一点張りで話にならなりません。

根津の態度を不審に思いながらも、聞き取りを終えた舞たちは、エトランのクレジットファイルを確認します。
決算書類を見ていくうちに、藤枝が支店長になって間もなく、業績に見合わない2億円もの融資を実行していたことを発見します。
更に、そのすぐ後に、1千万円の不審な外注費が支払われていることが判明します。

告発文の真相に近づいているようでしたが、書類を見る限り、これ以上のことはわかりません。
すると舞は「直接聞いてみるしかないってことですよね」と、支店を飛び出します。
すぐ諦める相馬健と、絶対に諦めない花咲舞！
臨店班コンビが銀行のトラブル解決に動き出します。

エトランに到着した舞は、経理の大沢あゆみに頼み込み、社内の書類を見せてもらいます。
すると島井製作所という会社宛の不審な支払いを発見します。
情報を探るため、舞が島井製作所を突撃すると、そこにあったのは稼働していない工場で、経営実態のない会社でした。

その頃相馬は、島井製作所の登記簿から、代表取締役が藤枝支店長の妻であることを突き止めていました。
どうやら告発文の通り、藤枝はエトランと癒着して裏金を受け取っているようですが、今ある情報だけでは決定的な証拠にはなりません。
そんな中、舞は告発文の内容から、ある人物の顔を思い浮かべます。

羽田支店に戻った舞は根津を呼び出し、「告発文を書いたのは根津さんですね？」と尋ねます。
問い詰められた根津は、融資担当だった頃にエトランと藤枝の関係に疑問を抱き、藤枝を問いただした結果、担当していた得意先を何社も取り上げられたのだと語ります。
声を上げても無駄なのだと諦めた根津は、藤枝のイエスマンとなり日々をやり過ごしてきました。
しかし、我慢できず臨店班として来た舞に望みを託したことがわかります。

根津の話に同情した舞は、「私も戦います！」と、証拠探しを再開します。
藤枝が裏金を受け取った証拠となる振込依頼書の控えは、エトランに保管されているはず。
舞は再び大沢に協力を依頼するが、木幡社長からパワハラを受けている大沢は、協力できないと断わります。
しかし諦めずに何度も通ってくる舞の熱意に、ついには心を動かされます。

藤枝に苦しめられてきた根津や周囲の行員たちから拍手が上がり、支店の問題は無事解決しました。
その頃、本部では昇仙峡が経営企画部長の紀本平八から、「行内の不都合な事実を洗い出し、不利益なことは隠蔽する」という特命を与えられていました。

「当行にとって大事な時期だ」と意味ありげに告げる紀本です。