今田美桜 ドラマ「花咲舞が黙ってない」第4話「因縁のアイツ!? 2つの再会!」!

今田美桜のドラマ「花咲舞が黙ってない」第4話「因縁のアイツ!? 2つの再会!」です。

花咲舞と相馬健は、臨店先の府中支店で舞の元カレ平井勇磨と鉢合わせします。
平井は父の会社を継いだ若き経営者です。
そんな平井の傍には、東京第一銀行から出向して平井エンジニアリングの役員になった助川信次の姿がありました。
かつて部下だった相馬は、久々の再会に表情を曇らせます。

一方、昇仙峡玲子と紀本平八経営企画部長は4大メガバンクの勢力地図を見据えて話していました。
現在第3位に甘んじている東京第一銀行を第1位に返り咲かせる、ある計画の成功の為にも臨店班が暴き出す不正を隠蔽する必要があるという内容です。

その日の夜、平井は舞たちに相談する為に花さきを訪れます。
意外な元カレ登場に驚きを隠せない花咲健です。
平井の話では助川に会社を乗っ取られそうなのだが、業績もイマイチな会社を乗っ取ってどうするつもりなのか、真意がわからないといいます。

それを聞いた相馬は、「助川さんが損するようなことをするとは思えない、何か理由があるはずです」と、連休中に平井の会社に調査に行くことにします。
普段はやる気のない相馬が、臨店の仕事でもない問題を休日返上で調べようとしている姿を舞は不思議に思います。

連休になり、舞と相馬が平井エンジニアリングを訪れると、会社の宣伝部長として活躍する看板犬のイチローと平井が2人を出迎えます。
事務所で舞と相馬が帳簿や書類をチェックするうちに、この1年の間に2千万円分の経費の領収書がなくなっていることが判明します。

領収書が欠落し始めた時期と、経理課長だった菊池一男が工場のラインに異動した時期が重なっていることに気づいた舞は菊池に話を聞くことにします。
助川から強引に異動を命じられ、今は退職を考えていると語る菊池に、平井は会社を良くするため力を貸して欲しいと願い出ますが、「助川がいる限り、この会社は変わらない」と突き放されてしまいます。
それでも諦めきれずに食い下がる舞。
すると菊池はあるヒントをくれます。

そのヒント「犬に聞いてみろ」の意味を考えながら調査するうちに、舞と相馬は、松坂牛の領収書が雑費で計上されているのを発見します。
助川がイチローの食事代と偽って不正に計上したのではないかと考えた舞と相馬は翌朝、助川の部下で経理担当の多田野肇を問い詰めます。
助川をかばおうとする多田野を説得するため、相馬は「助川さんは手柄は自分のもの、責任は部下のせいにする人です」と部下だった頃のことを語ります。

10年前、相馬が担当していた融資先が倒産しました。
助川が勧めた投資に失敗したのが原因でしたが、相馬はその責任を押し付けられました。
今回も不正が明るみに出れば、助川は多田野に責任を押し付けるかもしれない。
相馬がそう告げると、多田野は助川の指示で不正を行っていたことを認めます。
しかし証拠となる領収書の所在はわかりません。

そんな中、平井エンジニアリングで臨時取締役会が行われることになります。
決定的な証拠が出てこなければ平井は社長を解任されてしまうと知った舞と相馬は、会議が始まっても諦めずに証拠を探し続けるうちに、思いがけない書類を発見します。

舞と相馬は会議室に乗り込み、助川に不正の件を問い詰めます。
すると予想通り、助川は多田野に罪を押し付けようとします。
その姿を見た相馬は「またご自身のしたことを部下に押し付けるおつもりですか?」と尋ね、助川の部屋から見つけ出したM&A契約書のドラフトを掲げます。

会社を手に入れた後、他の企業に特許ごと売却しようとしていた、という相馬の言葉で真実を知った役員たちは、その場で助川を解任します。
そして、平井は社長を続けられることになります。

後日、助川の問題を解決した相馬は、「10年前のリベンジができたよ」とかつての親友、川野直秀の墓に花をたむけます。
すると、そこに花を持った昇仙峡が現れます。