吉高由里子 ドラマ「光る君へ」第38話「まぶしき闇」!

吉高由里子のドラマ「光る君へ」第38話「まぶしき闇」です。

まひろのもとにききょうが訪れ、「源氏物語」の感想を語ります。

ききょうは、自らが記した「枕草子」から一条天皇の関心を奪い、皇后・藤原定子の思い出を忘れさせるよう、藤原道長から頼まれたのではないかと疑っていると、まひろの物語への思いを打ち明けました。

宮中では、藤原行成が11歳になった敦康親王の元服の時期を藤原道長に相談します。
しかし、元服すれば中宮・藤原彰子と離れなければいけないため、敦康親王は元服を拒否します。

そんな折、藤原道長は娘・藤原彰子とその息子・敦成親王の寝室から呪詛の形跡が見付かったという知らせを受けます。

すぐさま調査を行うと、実行したのは「円能」という僧侶で、首謀者は藤原伊周と親族3名であることが分かります。
これにより、藤原伊周と親族3名は官位剥離と参内停止の処分が下されました。

一方、藤原道長は息子・藤原頼通を62代「村上天皇」の孫である「隆姫女王」と婚姻させようと動き始めます。

また、藤原道長はまひろのもとへ訪れると、まひろの娘・藤原賢子が間もなく成人を迎えることを知り、藤壺への出仕を勧めました。
しかし、まひろは藤壺の人気者になりそうな女房に心当たりがあると伝え、和歌の名手であるあかねが藤壺に呼ばれることとなります。

妖艶で自由奔放なあかねの存在は藤壺の空気を変え、若い公卿達も頻繁に出入りするようになりました。

藤原頼通と隆姫女王の婚姻が決まり、藤原彰子の2度目の懐妊も明らかとなった頃、藤原伊周の参内停止が解かれます。
しかし、藤原伊周が参内することはありませんでした。

後日、藤原伊周はやつれ切った様子で、藤原道長の屋敷へ訪れると、敦康親王を帝のそばから引き離すことをやめるよう求めます。

藤原道長が参内しない理由を尋ねると、突然藤原伊周は「お前のせいだ!」と叫びだし、呪詛の言葉を繰り返しながら去っていきました。