北川景子 ドラマ「家売るオンナの逆襲」第10話・最終回!

2019年8月14日

北川景子のドラマ「家売るオンナの逆襲」第10話・最終回です。

留守堂謙治は三軒家への恋心を怒りや復讐心に変え、姿を消しました。
それから一年後。

新宿では外資系のリッチブラスト不動産が急激にシェアを拡大し、テーコー不動産新宿営業所は消滅の危機を迎えていました。
新宿営業所の面々は危機を回避すべく必死に営業しますが、ことごとくリッチブラストに契約を取られてしまいます。
しかもリッチブラストのやり方というのが、サンチー(北川景子)のものに酷似しています。
足立と庭野がリッチブラストへ偵察へ行くと、AI端末の設問に答えていく形で物件探しが進められます。
その設問は今までサンチーが家を売る際に言っていたことが盛り込まれていました。

二人はリッチブラストのCOO(最高執行責任者)に呼ばれます。
そこに姿を現したのは、なんと一年間行方をくらましていた留守堂でした。

留守堂は、サンチーを潰すためにAIを開発し、サンチーが目をつけている物件、新宿ガーデンハイツを買い取り、都市型リゾートタウンとして再開発すると明かします。
留守堂の手段を選ばないやり方に困惑する足立です。

リッチブラストは、新宿ガーデンハイツで唯一残る二人の住人、藤見明とその弟・譲に買取交渉をしていました。

けれど二人の意思は固く、団地を離れる気はないと拒否します。

そこへサンチーがやってきて、二人がかつて一世を風靡したマジシャングループ・マジックセブンの一員であることを話し大ファンだと伝えます。
サンチーは、マジックセブンを復活させて団地復活の起爆剤にしたいと考えます。

けれどそこへ留守堂がやってきて破格の立ち退き料を藤見兄弟に提示します。
弟の譲は心が揺らぎ退去を決意してしまいます。

そこでサンチーは対抗措置として、100億で団地を全て買い取ろうと提案します。
あまりの額に驚く営業所の面々です。
サンチーは社長にへと直談判に行きます。
社長はサンチーを信じ快諾しますが、ある条件を提示します。

それはサンチーが次の社長になるという驚きの条件でした。
サンチーは現場チーフとの兼任なら引き受けると回答します。

サンチーは方々に散っていた元マジックセブンの面々を集め、藤見兄弟にショーを開催することを依頼します。
最初は渋っていた藤見兄弟ですが、次第に仲間の熱意にほだされ再び活動することを決意します。

そしてイベント当日、SNSでの宣伝が功を奏し千客万来となりました。
しかし譲が怪我をしてショーに出られなくなってしまいます。
サンチーが自ら代役に名乗り出ますが、緊張でしゃっくりが止まらなくなります。

このままではショーが成り立たない、そこに一人の男が現れます。
男は華麗な剣捌きを披露します。
その男こそ、フェンシングの名手・留守堂でした。

ショーは大成功し、歓声を受けて表情を輝かせるマジックセブンの面々です。

サンチーは約束通りチーフ兼社長に就任し、サンチーの進言で屋代は部長へ、足立も課長へと昇進しました。
そして本来の優しさを取り戻した留守堂は、真の初恋相手・ヤマダカズコとともに海辺の小さな町で不動産屋を起こします。

そしてもうひとつ、おめでたいことが。
サンチーのお腹には、屋代との新しい命が宿っていました。

こうして天才不動産屋・三軒家万智のドラマは終わりを迎えます。

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