吉岡里帆 ドラマ「レンアイ漫画家」第11話・最終回!

吉岡里帆のドラマ「レンアイ漫画家」第11話・最終回です。

「まともな幸せは作家をダメにするのか…?」
久遠あいこと初めてのレンアイを始めたものの、全く漫画を描き進めることができなくなってしまい、苦悶にさいなまれ、倒れてしまった刈部清一郎。

責任を感じたあいこは、ついに刈部家を後にします。
あいこを失った失意と喪失感の中、清一郎は、振り絞るように原稿を描き上げます。

ギリギリ印刷所の入稿が間に合い、2回続けて原稿を落とすことは免れます。
令和編ラストを仕上げることができ、憑き物が落ちたようになった清一郎は、向後に『銀天』休載を正式に申し出ます。

それから1年が経過します。
清一郎は全くの別人になり、キラキラのリア充パリピ化した姿に豹変します。
驚きを隠せない向後や金條可憐です。

清一郎は毎朝ランニングし、デイトレと筋トレに精を出し、スーツを着こなし、異業種交流会(と言う名のほぼ合コン)に興じるという、以前の彼からはおよそ想像できな生活を送っていました。

どうやら、二階堂にランニング、早瀬に異業種交流を教えてほしいと清一郎本人が頼み込んだようです。

一方あいこは、フリーの漫画編集者として活動、可憐の担当編集者になっていました。
ある日、あいこが取材に訪れたのはなんと清一郎が異業種交流会でよく出入りしているクラブでした。

そこであいこは清一郎と再会します。
パリピになった清一郎をあいこは複雑な気持ちで見守ります。

階段でたまたま鉢合わせた清一郎とあいこは久しぶりに会話します。
笑顔を浮かべる清一郎は、漫画の話を聞くあいこに「君には関係ない」と去って行ってしまいます。

飲みすぎて酔いつぶれてしまったあいこをおぶって帰ってくれたのは清一郎でした。
漫画を描かなくなった清一郎と口論になってしまい、家に戻って落ち込むあいこです。

清一郎は、留守にするという置き手紙を残して姿をくらまします。
以前の黒フード姿で船に乗り、どこかへ向かいます。

向後に指定の場所へ行くように言われたあいこはとある港にいました。
そこにやってきたのは船に乗った清一郎です。

清一郎は、あいこと再会してどうしようもなく漫画を描きたくなり、銀天の新作を描き上げたと言います。
漫画にはあいことの思い出が詰まっていました。
読んだあいこは、最高、と感激します。

今日があいこの誕生日だと思い出し、せっかく伝えるセリフも考えていたのに漫画に夢中で忘れてしまったと取り乱す清一郎です。
あいこは清一郎の肩を掴み、そのセリフを「聞かせろ」と迫ります。

「俺は君のたった1人の人生の相方でいたい」
と伝えた清一郎の頭をあいこが撫でます。
そんなあいこを清一郎は抱き上げます。

そして突然のウエディングシーン、結婚したのは早瀬と可憐でした。
可憐からプロポーズしました。

結婚式に参加して二人を祝う清一郎とあいこが映ります。
幸せなエンディングでドラマは終わります。