土屋太鳳 ドラマ「やんごとなき一族」第2話!

土屋太鳳のドラマ「やんごとなき一族」第2話です。

篠原佐都は、義姉の美保子によってサウナ室に閉じ込められますが自力で脱出します。
入院した母・良恵を見舞いたいと話しますが、美保子は義祖母の八寿子に断りを入れるようにと促します。

しかし、八寿子は佐都の申し出を許さず「深山家の跡取りである健太と結婚した以上、深山家の発展に人生の全てを捧げるのは当たり前だ」と𠮟責します。

その後、帰宅して事情を知った健太は、すぐに良恵のところへ行くよう佐都に言います。
深山家の理不尽さを訴える健太は、八寿子らに対し「自分の家と佐都の実家の両方を夫婦2人で守っていく」と宣言します。

健太の言葉に従い屋敷を出ようとした佐都は、深山家に来訪した葛西綾と玄関でぶつかってしまいます。

するとそこに久美が出て来て、綾を丁寧に出迎えます。
綾は八寿子への贈り物と、圭一の忘れ物だという小袋を久美へ差し出します。

病院で良恵の無事を確認した佐都は、翌朝、深山家に戻ります。

昨日のことを謝る佐都に、健太以外の深山の人々は冷たくあたります。
けれど、佐都はひるまず、深山家に必要な人間になれるよう教育して欲しいと八寿子に頼みます。

それを聞いていた圭一は、なぜか佐都の意見を飲み、八寿子に任せると話します。
その後、圭一を見送りに出た久美の顔色が悪いことに気づく佐都です。

その日から、佐都は八寿子に計画された厳しい習い事が始まります。
まず日舞教室に行った佐都はそこで綾と出会います。
綾はジュエリーデザイナーをやっていました。

その夜、佐都は健太から綾が圭一の愛人だと知らされます。
圭一は毎週木曜日に綾の家に泊まっていました。

佐都には信じられないことですが、健太は久美だけでなく家族全員が知っていることだと言います。

翌朝、佐都は有沙に呼び出されます。
何事かと駆けつけた佐都に、有沙は「お腹がへったから何か作って」と頼みます。

佐都がキッチンにあった食パンで料理を作っていると久美が飛び込んで来ます。
圭一が予定より早く帰宅するのだと言います。
すぐに佐都も手伝って圭一の料理に取り掛かります。

帰宅した圭一が食卓につくと、久美が出来立てのスープを運びます。
しかし、スープには圭一が好むクルトンが添えられていませんでした。
佐都が有沙の食事用に使ってしまったからです。

機嫌を損ねた圭一はスープを床にぶちまけ、「綾のほうがマシだ」と久美をなじります。
佐都は、久美をかばおうと、愛人のところへは行かないでほしいと圭一に頼みます。

そんな佐都を制止したのは久美でした。
八寿子をはじめ、大介たちは、深山家の男には愛人がいて当たり前だと言いますが、佐都には理解できませんでした。

一方、圭一は佐都を追い出す作戦として、健太の秘書に立花泉をつけます。
それを知った美保子は、ほくそ笑みます。
美保子は「泉を使って、健太と佐都を深山家の後継者から外そう」と明人にささやきます。

その夜、帰宅した健太は、佐都に自分の専務就任祝賀会に着ていく服を買いに行くようカードを渡します。

佐都は服を選んでもらうためにリツコとデパートへ行きますが、なぜか美保子もついて来ます。
2人が選ぶ服や装飾品の高価さに驚く佐都ですが、結局、ある1着を購入します。

その帰り道、佐都は綾と遭遇します。
圭一の愛人として偉そうに振る舞う綾に、佐都は口答えをしてしまいます。
すると綾は持っていた飲み物を佐都の頭にかけ、久美のことを非難します。

健太の専務就任祝賀会が始まります。
佐都が久美たちと来客を受け付けていると綾がやって来ました。
綾は、自分が出したスタンドフラワーの位置が気に食わないと久美をなじります。

すると佐都が花の位置を決めたのは自分だと言い、通路の中央に綾が出した花を引っ張り出します。
喧嘩を売る気かと怒る綾ですが、佐都は負けずに綾の存在は自分には認められないと言い返します。

佐都の剣幕に押された綾は会場を後にします。
出過ぎたことをしたと佐都は久美に謝るが、久美は小声で胸がスッとしたと本音を話します。

パーティが始まると、圭一は健太への期待を表明します。
そして、健太の秘書として泉をつけたと紹介します。
その時、壇上に向かう泉の服は佐都と全く同じもので、会場が凍りつきます。

実は、美保子が泉に同じものをプレゼントしていました。
優雅に着こなす泉に比べられて佐都はいたたまれません。
それを知った泉は、佐都に謝罪し、会場を後にします。

健太が見送りに行くと、有沙や美保子は佐都に聞こえるかのように「泉はかつて健太の許嫁だった」と話しだします。

話を聞いた佐都は健太と泉の後を追います。
そんな佐都に会った圭一は、「もし健太と泉がよからぬ関係になっても、愛人にすれば良いだけだ」とほくそ笑みます。

呆然とする佐都に八寿子が近づき、深山家の女なら堂々としていなさいと客に挨拶に戻るように命じます。