吉高由里子 ドラマ「光る君へ」第48話・最終回「物語の先に」!

吉高由里子のドラマ「光る君へ」第48話・最終回「物語の先に」です。

藤原道長の妻・源倫子から、藤原道長との関係を問われたまひろは、これまでの人生について語ります。

まひろが去ったあと、藤原道長は、源倫子に何を話していたのかを尋ねました。
源倫子は、昔話をしていたと答えると、すぐに話題を変え、「裳着の儀」を終えた娘「藤原嬉子」を東宮・敦良親王に嫁がせる提案をします。

屋敷に帰宅したまひろは、藤原道長や亡き夫・藤原宣孝、親しい友達だったさわから送られた数々の文を取り出し、これを眺めていました。

そのうち、自分の詠んだ歌をひとつの歌集にまとめるということを思い付きます。

1025年(万寿2年)、東宮・敦良親王に嫁いだ藤原嬉子が、皇子「親仁親王」を出産しました。

そこで藤原道長は、身分の高い家の者ではなく、まひろの娘・藤原賢子を親仁親王の乳母に任じます。
親王の乳母になることは、名誉のある役職であり、女房としては最高の位でした。

出産のわずか2日後、藤原嬉子は亡くなってしまいます。
親仁親王は、藤原嬉子の姉である藤原彰子のもとで育てられることとなりました。

1027年(万寿4年)になると、藤原道長の時代にいた公卿達は次々と亡くなり、藤原道長の息子・藤原頼通、藤原教通、藤原頼宗達が、政の中心を占めるようになります。

一方、藤原彰子の息子・後一条天皇は、中宮・藤原威子との間に「章子内親王」をもうけていましたが、皇子はまだいません。
そこで藤原頼通は、姉・藤原彰子が同席する場で、後一条天皇に「皇子をもうけるために新しい女性を迎えてはどうか」と提案しますが、藤原彰子に止められます。

藤原彰子は、他家から入内した姫が皇子を産めば、藤原一族を脅かす家ができることになりかねないと考えたのです。
藤原頼通は、すっかり策士となった藤原彰子に感心します。

同年10月、藤原道長と源倫子の次女・藤原妍子がこの世を去りました。
藤原嬉子と藤原妍子という2人の娘を立て続けに失った藤原道長は、病床に伏してしまいます。

そして、同年12月4日、藤原道長は、その生涯を閉じるのでした。

藤原道長が亡くなったのち、再び旅に出ることを決意したまひろは、娘・藤原賢子に、自身が詠んだ歌を集めた「紫式部集」を手渡します。
やがて、まひろは、乙丸を連れて、旅に出るのでした。