木村文乃 ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ」第1話 元裁判官の依頼!

2019年8月16日

木村文乃のドラマです。

木村文乃出演のドラマ「99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ」第1話です。

0.1%の事実を追求する型破りな弁護士が帰ってきた!
元裁判官からの依頼!
逆転不可能な難事件に挑め!

斑目弁護事務所・刑事事件専門ルームでは室長が定着せず、佐田が再び室長を引き受けることになります。
深山と佐田の名コンビが復活します。
刑事専門弁護士の深山大翔は、相変わらず自分が納得するまで好き勝手に仕事を進めます。
そんな中、とある殺人事件の弁護依頼が舞い込みます。
依頼人は、鈴木二郎の娘・加代です。
依頼人が事務所にやってきます。

父親が殺人事件で逮捕・起訴されたが、絶対にやっていないので弁護してほしいという鈴木加代と、その親友で付き添いの元裁判官、尾崎舞子です。
事件の記録を見る限り父親の二郎が犯人であることは疑いようのない事実に思えます。
舞子は父親の無罪を証明するのではなく、父親に罪を認めさせ情状酌量を求めるようにと願い出ます。

深山はすぐに二郎に面会に行きます。
舞子も後を追います。

殺害されたのは、二郎が借金をしていた沢村ファイナンスの社長です。
二郎はその容疑者として逮捕・起訴されています。
二郎は被害者から1000万を借りており、殺人事件が起きた当日はその返済日でした。
500万しか用意できておらず、返済話のもつれからカッとなって殺してしまったとされます。

二郎は、事件が起きたとされる21時頃に会社で社員の阿部と会っており、会社を出た21時過ぎに同じく社員の伊藤と会っています。

阿部がその時会社からかけたという電話は20時頃で、相手の会社にもしっかりと音声データが残されていました。
また伊藤の撮った写真に写りこんだ時計も20時10分を指しており、二郎の証言とは食い違います。
二郎の有罪は免れないような証拠ばかりでした。

けれど、深山は徹底的に追及するのをやめません。
深山の調査の結果、
伊藤の写真は180㎝の男性が撮る角度から撮影されており、160㎝の二郎が撮ったものではないことが分かります。

裁判で阿部が会社からかけたとされる電話の音声データに規則的な水音が聞こえること、
二郎が撮ったとされている写真は180㎝の人物が撮ったものであること、
その日居合わせた人が動画を撮っていたことなどを証拠として突き付ける深山です。

しかし、動画には写真を撮った人物は写っていませんが、そこに写っていた噴水の音と音声データに入り込んだ水音が完全に一致します。

会社からかけたという電話は外からかけられたものでした。
そして、その噴水のパターンは20時から15分間だけのものでした。

真犯人は会社に不満があった阿部ということが明らかになり、
二郎は無罪を勝ち取ります。