榮倉奈々 ドラマ「僕らは奇跡でできている」第1話!

2019年6月26日

榮倉奈々出演のドラマ「僕らは奇跡でできている」第1話です。

森を歩き、岩や昆虫、大きな大木など自然と触れ合う1人の少年。
「一輝、どうしたらこの器が輝くと思う?」
陶芸のお皿を割ってしまった一輝に問いかけるおじいちゃん。

時は過ぎ、大人になった相河一輝。
そのときの器の破片は、現在飼っているペットの亀のジョージの巣となり、輝きを取り戻します。

動物行動学を教える大学の講師として働く一輝は、住み込みの家政婦の山田妙子と一緒に暮らしています。
自転車で通勤していますが、行く途中で見かけた生き物に興味を持ち遅刻してしまいします。
授業では、ジャイアントパンダが繁殖力が低いのに氷河期を生き抜いたことを熱弁します。

鮫島教授がアフリカから帰ってきます。
治療を放棄していた歯が痛み出します。
鮫島教授の紹介で歯医者に行くことなります。
そこで歯科医の水本育実(榮倉奈々)に出会います。

子供の頃からしっかり磨いてきたから虫歯なはずがない、
と主張する一輝です。

歯を抜かなければならないという育実先生に、
直せる歯医者を探しますと言って一度は帰ってしまいますが、
歯の痛みはひどくなる一方です。
一輝は、緊急扱いで予約を入れてもらいます。

時間厳守と約束していましたが、一輝は仕事に夢中で大遅刻してしまいます。
そして、最後の患者のあとに診てもらうことになります。

育実は、彼氏と高級レストランで美味しいディナーを食べたり、仕事にプライベートに充実しているように見えます。
けれど、彼氏は育実がいつも自分を下に見ているような気がして不満が高まります。

歯医者で診察を待つ間、一輝はウサギとカメの絵を描く少年と出会います。
「このカメには謎がある。カメは寝ているウサギに声をかけなかった。倒れているかもしれないって思わなかったのか?」
一輝は、子供から聞かれます。

大学の授業では、
「シマウマはどうしてこんなに綺麗な白黒の縞になっているのか?」
ユニークなテーマで学生たちと話をします。

ウサギとカメの答えが分かったと少年が話します。
自分も同じことを考えてたと意気投合する一輝です。

一輝は育実からカメの解釈を聞かれ、
「カメは全然頑張っていない」と答えます。

カメは競争にも勝ち負けにも興味はなく、カメはただ道を前に進むこと自体が楽しいと考えていたんです。
そして、カメが寝ているウサギに声をかけなかったのは、地面から数センチの見える世界にウサギの存在は映っていなかったからです。

育実はウサギっぽいと言われます。
ウサギの解釈を聞くと「ウサギはカメを見下すために走る、自分が凄いって証明したいんです」
育実は、彼氏とのことを思い出してしまいます。

anan (アンアン) 2016/05/18号