石原さとみ ドラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~」第10話・最終回! 

2022年10月10日

石原さとみのドラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~」第10話・最終回です。

第10話 さよならロワン・ディシー!

指揮者の日比野と親しくなった伊賀は、日比野からコンサートに招待され、仮名子と共に会場へと向かいます。その後もたびたびコンサートに誘われることになり、客との関係に戸惑った伊賀は、仮名子に注意されます。

仮名子の一言で、自分が成長できていないことに気付いた伊賀は、家族の転勤先であるジンバブエに行くことを決意します。

実家に帰った伊賀は文集を見つけ、自身の小学生の頃の夢が「もうじゅうつかい」と知ります。

覚えがないため、父に電話で確認すると、母が書いたと言います。

父から、「もうじゅうつかい」は猛獣がいてこそと言われ、伊賀は進路を迷います。そこへ仮名子や仲間たちから戻ってくるように懇願され、伊賀は「ロワン・ディシー」に復帰します。

伊賀が戻ってもサービスの質が落ちた店は暇でした。

そんな中、謎の3人組が「ロワン・ディシー」にやって来ます。「ロワン・ディシー」の物件の管理者・海老岡と老舗和菓子屋の招福堂の水島です。

彼らは仮名子たちに立ち退きを持ちかけます。和風喫茶の出店を考えていると言います。
6か月の契約期間が残っていますが、引っ越し料金と初期費用1千万円を招福堂が負担するという条件です。
けれど仮名子は反対します。

「ロワン・ディシー」の面々も移転には反対、和菓子屋に鞍替えしてでも残る気です。

仮名子は、私たちフレンチをやめて和菓子カフェを始めることにしました。
そうなると招福堂さんは勝ち目がないかと。
これでもまだ私たちと争う気ですか?
水島たちは退散します。

しかし仮名子は気づきます。
勝ったら“ずっとワインのかわりに甘酒”、“まかないがずっと磯辺焼き”になってしまう。

仮名子は経営でなく、オーナーとして好きなときに飲み食いできることを望んでいました。

伊賀はこの店には未来が無いことを訴えます。
仮名子は契約書に判を押します。

外に出た仮名子をみんなが追ってきます。
仮名子は「みんな今まで本当にありがとう。ロワンディシー、本日にて解散!」と宣言します。

そのとき、雷が落ちて「ロワン・ディシー」は火災に見舞われます。
仮名子は一千万の契約書を破棄、あとを海老岡にお願いして立ち去ります。

伊賀は長崎の実家で、「ロワン・ディシー」の名を引き継いで、レストランを経営します。
仮名子の席を用意しますが、あれから行方不明です。

伊賀たちは店を閉じてはまた開き、楽しく仕事をしていました。
数十年後。伊賀の店を訪ねた客が現れます。
伊賀は、
「小説の取材ですか?オーナー」
「今日は何を召し上がりますか」
声をかけます。