石原さとみ 映画 「シン・ゴジラ」 公開 人知を超越した存在!

2022年10月15日

石原さとみの話題です。

映画「シン・ゴジラ」です。
とても面白い映画でした。

石原さとみは、
米国大統領特使のカヨコ・アン・パタースン役を演じています。
きりりとした美しさにあふれた女性です。

米国の財閥の家系、
40歳での女性大統領を目指す、野心家です。
おばあちゃんが日本人、
英語のセリフがたくさんでてきます。

一方、長谷川博己は日本政府関係者の矢口を演じ、
ゴジラ対策を指揮します。
政治家の家系で首相を目指しています。
人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野秀明が脚本と総監督、
「進撃の巨人」の樋口真嗣が監督を務めています。

東京湾でトンネル浸水事故が発生します。
火山活動?
原因がわからない中、
政府関係者のオロオロとする姿が描かれます。

羽田空港は全面欠航、
東京湾は閉鎖、経済的な影響が大きくでてきます。

原因は、巨大不明生物というのがわかります。
多摩川方面に移動してきます。
政府は、有識者を呼びますが、
なにもわかりません。


首相も自分ではなにも決められません。
会議を開かないと何も進まない、
硬直化した日本政府です。

そんな情けない日本政府の前に、
人知を超越した存在のゴジラが現れます。
政府に緊急災害対策本部が設置されます。

ゴジラが上陸、
都が治安出動を要請、
自衛隊の運用が議論されます。
攻撃の決断をくだせない総理ですが、
やっと自衛隊初の防衛出動の発動がされます。
ところが、
逃げ遅れた住民が発見され、
攻撃が直前で中止となります。

ゴジラは海に移動して行きます。
ゴジラの移動した場所に放射能が発見されます。
ゴジラのエネルギーはまさか核分裂では?
驚きの事実が明らかになっていきます。

米国大統領特使のカヨコが登場し、
矢口のところに会いにきます。

いよいよ米国が動き出します。
カヨコは米国パタースン上院議員の長女で
若いが優秀な人材です。

ゴジラの出現を預言していた人物、
日本人ながら米国の大学教授を探してほしい、
という依頼です。
その元教授の足取りがつかめます。
ゴジラという名も元教授の命名です。

放射能廃棄物の海洋投棄により
産まれたのがゴジラというのがわかります。
そして、ゴジラは、突然変異して進化します。

カヨコは、
ここからは、パーソナルサービスと断り、
元教授の資料を提供します。
ゴジラの構造レイヤーの解析データです。
「米国はゴジラをどうする気だ?」
「それは大統領が決める!
日本ではだれが決めるの?」

血液が冷却材になっている、
そのため、血液を凍結させれば、
ゴジラの活動を停止できる、
凝固剤を経口投与するプランがもちあがります。

そんなとき、
再びゴジラが、相模湾に現れ鎌倉に再上陸します。

街を破壊するゴジラに対して、
日本政府は攻撃を決断します。
自衛隊の武器が集結されます。

戦闘ヘリ、戦車、戦闘機、
徐々に攻撃のレベルを上げますが、
ゴジラはびくともしません。

多摩川を超え、都心に向かうゴジラです。
米軍の攻撃が始まりますが、
ゴジラは光線を発し、戦闘機を破壊します。
いよいよ、
総理たちも都心から避難することになります。
ところが、
ゴジラの光線で総理たち主要閣僚の
乗ったヘリが破壊されてしまいます。
国の指導者を失った日本です。

代理の総理を決め、
ゴジラへの対応を続ける政府です。

ゴジラを倒すには、
もはや熱核兵器しかない、
米国の提案を受けて、
国連の決議が採択されます。

3度目の日本への核兵器投下は
絶対にさせない、
カヨコは米国に戻らず日本に残ります。

ゴジラの血液を凍結させる
矢口プランを急ぎますが、
時間が迫ってきます。

 

最後までこの国を見捨てない、
各企業に凝固剤の製造を頼みます。

活動を停止したゴジラですが、
あと15日で再活動です。

熱核兵器の使用に向け、
360万人の住民の疎開が始まります。
ゴジラのエネルギー源がわかります。
元素を変換し、
それをエネルギーとしている、
画期的な事実です。

世界各国の協力で、
ゴジラの解析が進みます。
総理もいよいよ決断し、
矢口プランが実行にうつされます。
日本政府が一丸となっていく様子が描かれます。
カヨコもリスクをとって、
日本政府に協力し、米軍を動かします。

10年先にこの国を残すことが重要、
作戦に臨む矢口です。

巨大なパワーを発揮するゴジラです。
犠牲をはらいながらも、
ゴジラへの攻撃を続けます。
クレーン車を使って、
ゴジラの口に凝固剤を投入し続けます。
すべての凝固剤投入が終了、
ゴジラは動きを止めます。

熱核兵器発射まで1時間を切っていました。
ぎりぎりで作戦成功です。

「人類はゴジラと共存していくしかない。」
「辞めないで、
私が大統領になってあなたが首相になるの。」
「理想的な傀儡だな。
政治家の責任は、自らの進退。」
「好きにすれば」
「今やめるわけにはいかない、
事態の終息には程遠いからな」

そんな矢口とカヨコの会話で映画は終わりとなります。

何も決められない日本政府でしたが、
国を思う青年たちが現れ、日本は救われます。
まだ日本も捨てたものではない、
そんな気にさせてくれます。

緻密に考えられたストーリーは見事でした。

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