本田翼　映画「空母いぶき」女性記者を演じる！

2020年7月21日

本田翼出演の映画「空母いぶき」です。

西島秀俊、佐々木蔵之介、本田翼らが豪華共演したミリタリーアクション大作です。
ある島に国籍不明の武装集団が上陸し、自衛隊初となる事実上の空母“いぶき”は現地に向かいます。

本田翼は、女性記者を演じます。
戦争シーンをスクープしますが、戦艦が燃えるシーンを伝えます。
燃える炎の中に浮かびあがる美しい横顔、感動のシーンです。

今からそう遠くない近未来の話です。
ある年の12月23日の早朝、日本の領海の南端に位置するハルマ群島の初島に、国籍不明の船団が迫り、海上保安庁の巡視船が襲撃され、保安官が拉致されるという事態が発生しました。

海上自衛隊は小笠原諸島沖で訓練航海中だった第５護衛隊群に出動を命じます。
現場海域に到着した空母“いぶき”は敵潜水艦からミサイル攻撃を受け、しかも針路上には敵の空母艦隊も出現します。

反撃するかどうか、“いぶき”の艦長・秋津と副長・新波は意見を戦わせます。

この時期より少し前から、東アジアにおいて某国を中心に組織された“東亜連邦”が日本の領海・領土を侵しはじめます。
日本国政府は海上警備行動を発令し、第５護衛艦隊を派遣します。
中心となるのは航空機搭載型護衛艦、空母いぶきです。
さらに護衛艦あしたか、いそかぜ、はつゆき、しらゆき、そして潜水艦はやしおが急行します。

その日、いぶきには、報道関係者が二人乗艦していました。
抽選で選ばれたネットニュースの記者・本田裕子と、大手新聞社の記者である田中です。
裕子記者を本田翼が演じています。

彼らは、証人として歴史の瞬間を目の当たりにすることになります。

占領された初島へ向かう中、東亜連邦の大規模な機動艦隊が迫り、第五護衛艦隊にミサイルや魚雷の攻撃が始まりました。
首相の垂水は目の前で起こっている事態に対して様々な手段を講じます。

いぶきに向けてミサイルが撃ち込まれて甲板が大破します。
東亜連邦は、国際法や外交上の常識が通じる相手ではありません。

日本政府は国連とその常任理事国を巻き込んで東亜連邦を抑えようとします。
けれど、既に双方の戦闘機が撃墜され死者を出しています。

燃えさかる「はつゆき」の映像を裕子が世界に発信したことで、日本はパニックに陥ります。
街では食料の買い占めが起こります。

迫りくる敵航空戦力に向けて、いぶきのアルバトロス隊に出撃命令が下されました。

秋津が申し渡した「一機も失うな、迷ったら、撃て」
という言葉は隊長の迫水や操縦士の柿沼に力を与えました。

彼らは倍の戦力に立ち向かうべく空に上がります。

海底から潜んでいた潜水艦隊が現れ、いぶきにむけて魚雷が発射されました。
それを回避する余力を持たない中、不思議なことが起こります。
魚雷の半分は、敵機動艦隊に向けて進路を変更し、残りの半数がいぶきの手前で自爆しました。

何が起こったのかと呆然とするなか、浮上した潜水艦隊から上がった旗はアメリカ、イギリス、フランス、中国、そしてロシア、国連の常任理事国が編成した多国籍軍でした。
これで戦闘を収めよというのが、国連の決定でした。

人々は安堵し、閣僚らも事後処理に奔走します。
眩しい朝日の中、裕子は甲板でリポートを始めます。
その言葉は世界中に広がり、多くの人々の心を揺さぶります。