吉岡里帆 映画「パラレルワールド・ラブストーリー」! 

吉岡里帆出演の映画「パラレルワールド・ラブストーリー」です。

東野圭吾のベストセラー小説をKis-My-Ft2の玉森裕太主演で映画化した恋愛ドラマです。
目が覚めたら2つの世界に入り込んでいた青年。
彼は真実にたどり着けるのか。
ヒロインを吉岡里帆が演じています。

昔からモテていた主人公の崇史と、足に障害があり、女性とは縁が遠い生活を送ってた智彦は親友同士でした。
ある日、そんな智彦から彼女ができたから紹介したいと崇史に連絡が来ます。
そして麻由子という女性を紹介されてびっくり、崇史は彼女のことを以前から知っていたのです。

時は大学院時代に遡ります。
脳の研究を行っている研究者・敦賀崇史は大学院生の頃、毎日乗っていた電車と並走する電車で津野麻由子を見かけ、一目惚れをします。
しかし直接話すことは一度も無いまま、大学院時代は過ぎ去っていきました。

卒業後、崇史、智彦、麻由子の3人はアメリカに本社があるバイテックという企業が運営しているMACという学校に入り、給料をもらいながら研究を行っていました。
崇史は、智彦と麻由子が付き合っている姿を見て、毎日苦しい思いを抱えながら生活します。

そして、ここから物語は2つのルートに分かれるのです。

一つはそのままの関係で進んでいくルートです。こちらの物語では崇史は麻由子に告白しますが、麻由子は智彦と付き合ってはいるものの、はっきりとどちらを選ぶという答えは返していません。

ある日、崇史と智彦はアメリカ本社への栄転を打診されます。アメリカ行きは2人の夢だったので、智彦はアメリカ行きを快諾しましたが、崇史は智彦と麻由子が離れ、彼女が振り向いてくれるチャンスだと捉え、断ってしまいました。

アメリカ行きを断ったことを智彦に問い詰められた崇史は、親友の彼女を愛していること、そして一夜の関係を持ったことを全て白状しました。始めは信じられない様子の智彦でしたが、徐々に受け入れ、智彦はある行動に出ます。

そしてもう一つのルートが、崇史と麻由子が付き合っている物語です。本来は智彦と麻由子が付き合っているはずでしたが、なぜか崇史と付き合っているのです。

最初は何も違和感なく過ごしていた崇史でしたが、だんだん何かがおかしいということに気づき始めます。
過去が思い出せない、他人に聞いた事実と自分の記憶が違う、そしてなぜか親友であった智彦がいません。

違和感の原因を探り始めた崇史は調べるうちにこれはただの違和感ではなく、確実に何かがおかしいと確信。
桐山景子という人物に協力してもらい、崇史は真相に迫っていきます。

そしてついに2つの物語が一つになります。
その後崇史がたどり着いた真実とは、そしてこの2つの世界の正体とは一体何だったのでしょうか。
麻由子が「親友の恋人である」という現実と、「自分の恋人である」と言う現実。
同時進行する2つの世界で、愛する女性と親友の間で翻弄されながら真実を求めた先にあるものとは。