多部未華子 主演舞台 ” わたしを離さないで” !

2019年8月15日

多部未華子主演舞台「わたしを離さないで」です。

場所は、さいたま芸術劇場です。

最初は眠くなる展開で、ストーリーも難解です。

クローン人間が臓器移植のために作られ、学校に通います。
深いものがあるのでしょうが、
どこの世界の話か、というのが最初の感想でした。

卒業後は、臓器移植を何回か施され、
やがて廃人のようになってしまいます。
愛し合った男女は免除される伝説があり、
一縷ののぞみをつなぎます。

蜷川演出は素晴らしかったです。
学校での最初のシーンはサッカーの演技でしたが、
全員がとても生き生きとしていました。

多部未華子と木村文乃のふたりの演技も素敵でした。

二人は、ひとりの男をとりあいますが、
やがて本当の愛にめざめていきます。

クローンという非情な運命の中で
必死に生きる姿が印象的な舞台でした。

多部未華子がエロ本を手に取り、
性に目覚める、という刺激的な場面も用意されていました。