長澤まさみ ミュージカル「キャバレー」退廃的なショーと恋の 駆け引き!

2019年8月12日

長澤まさみの話題です。

長澤まさみ出演のミュージカル「キャバレー」です。

場所は、EX六本木シアター、
派手なネオンが、誘います。

会場では、沢山の花束が迎えてくれます。

さて、ミュージカル「キャバレー」が始まりました。
若い女性も沢山、満員の場内です。

キャバレー「キットカットクラブ」、
妖しい姿のMCを石丸幹二が演じます。

1929年大晦日、ベルリンの夜、
退廃的なショーと刹那的な恋の
駆け引きが始まります。

長澤まさみ演じる
「キットカットクラブ」の
歌姫サリーが紹介されます。
ショーの花形、女優を夢見ています。

こんなセクシーな姿で登場します。
  
ベルリン国境を通る汽車のなか、
アメリカ人の駆け出し作家クリフは、
ドイツ人のエルンストと知り合います。

クリフは、
エルンストに紹介してもらい、
女主人シュナイダーが営む
下宿にたどり着きます。

そしてその夜、
キャバレー「キットカットクラブ」
に足を運んだクリフは、
クラブの歌姫サリー・ボウルズと出会います。

サリーは、
「ママに言わないで」という曲を熱唱します、
声量のある素敵な歌声です。

クリフは、イギリスからやってきているサリーと、
同じ英語圏ということで
すぐに意気投合します。

サリーは、
英語が死ぬほど話したかった、
クリフとの会話が弾みます。

そしていよいよ新年に向けてのカウントダウンです。
ハッピーニューイヤー!

再び、サリーがセクシーな衣装で歌います。
「マインヘル」という曲です。

クリフは、サリーに住所を教えます。
サリーは「キットカットクラブ」
で寝泊まりしています。

クリフは、
ドイツ人のエルンストに
英語を教え、収入を得ます。

そこに、サリーがやってきます。
サリーはエルンストとも
以前からの知り合い、
二人にキスの挨拶をします。

サリーは、クリフに、
この部屋に泊めて!
キットカットクラブに
いられなくなってしまったと話します。

二人は、生卵を入れた飲み物で乾杯します。
そして、同棲を始めることになります。

下宿の女主人であるシュナイダーは、
果物屋の老人シュルツの求婚を受入れます。

サリーとクリフ、シュナイダーとシュルツ。
幸せそうに見える2組のカップルでしたが、
暗い時代の足音が彼らに忍び寄ります。

ヒトラーが政権を掌握することで
ガラリと社会が変わってしまいます。

エルンストはナチス党員、
シュナイダーにユダヤ人シュルツ
との結婚をやめるように忠告します。

そして、サリーが妊娠したことがわかります。

クリフは、ドイツを出て、
一緒にアメリカに行くことを誘います。

サリーを心から愛しているクリフ、
でもサリーの心は複雑です。

ヒトラーの旗が街中になびき、
1幕は終わりとなります。

2幕が、スタートします。

レースのドレスを身に纏い、
「Maybe This Time」をサリーが熱唱します。
美しい歌声です。

サリーはベルリンに残ることを選びます。
毛皮のコートを差し出し、
町医者に中絶してもらいます。

わたしは女優なのよ!
クリフに強がりを言うサリー。

クリフは、
汽車の切符をサリーに渡し、
一人、パリに向かいます。

最後、サリーは、
「キットカットクラブ」の舞台に立ち、
オレンジ色の素敵なドレスで、
「キャバレー」を歌い上げます。

時代に翻弄される人々。

「女優?!」
そんなやじが飛ぶなか、
堂々としたサリーの歌声が響きます。

サリーにとって、
この華やかなステージがすべてです。

MCを演じる石丸幹二、
その怪しさが
ミュージカルに華を添えます。

長澤まさみの弾けるような魅力がたっぷりの
素敵なミュージカルでした。