長澤まさみ 映画『シン・ウルトラマン』巨大化した浅見弘子を演じる!

2024年1月28日

長澤まさみの映画『シン・ウルトラマン』です。

『シン・ウルトラマン』の舞台は現代の日本。巨大不明生物、通称「禍威獣(カイジュウ)」が次々と襲って来る世界です。

既存の兵器では歯が立たない敵を前にして、日本政府は「禍威獣特設対策室専従班」通称「禍特対(カトクタイ)」を設立。
主人公の神永新二も禍特対に配属され、未知の生物から人々を守るため任務に当たっていました。

そんな中銀色の巨人が突如宇宙から現れます。
巨人対策のために新たに禍特対に配属された分析官・浅見弘子の報告書には「ウルトラマン(仮称)、正体不明」と書かれていました。

「ウルトラマン」と名付けられた銀色の巨人の正体が、実は神永であることが暴露されます。
それは、人類を滅ぼしに来た外星人ザラブの陰謀によって仕組まれた罠でした。
ザラブは神永を拉致し、偽のウルトラマンに化けて横須賀の街を破壊し始めます。

日本政府をはじめ人々はウルトラマンが敵であると騙され、「ウルトラマン抹殺計画」が提案されますが、浅見の助けによって神永は再びウルトラマンとして出現し、ザラブを倒しました。
しかしその直後、次に現れた外星人メフィラスが「ベーターシステム」で浅見を巨大化し、丸の内をパニックに陥れます。
メフィラスは一見紳士的な態度で、日本政府に不平等条約を持ちかけます。
高い技術に釣られた政府は、条約に調印しようとしました。

しかしメフィラスの真の目的は、ベーターシステムで人類を強力な兵器に転用し、他の外星人より先に地球の資源を独占すること。
メフィラスの計略を見抜いた神永は調印式を止めに入ります。
怒ったメフィラスは巨大化しウルトラマンと相対しますが、更なる危機を察知して急に去っていってしまいました。

メフィラスが去ったのは、ゾーフィの到来を悟ったからでした。
ゾーフィはウルトラマンに、人類の兵器転用が可能になった危険な地球が廃棄処分となり、天体制圧用最終兵器ゼットンで破壊されることを告げます。

神永を通して人間に深い情を抱いたウルトラマンは、敵わないと知りながらゼットンに挑み、負傷。
しかし彼は人類自らがこの危機に立ち向かうことを信じて、禍特対のメンバーにベーターシステムの知識を託しました。

知識を託された禍特対は、国を超え人類のあらゆる英知を集めて、ゼットンをマルチバースの別次元へ飛ばす戦略を考え出します。
しかしそれにはウルトラマンと神永の犠牲も伴っていました。

人類の策を受け入れ別次元に引きずり込まれたウルトラマンに、ゾーフィは「そんなに人間が好きになったのか」と問います。
ウルトラマンはそれでも人間を愛し、地球を守りたいと願っていました。

人間の強い生命力に心を打たれ、ウルトラマンの最後の願いを聞き届けたゾーフィは、神永とウルトラマンを分離させ、神永を生かして元の世界へ戻したのでした。