多部未華子 映画 続・深夜食堂 思い出の豚汁定食!
多部未華子 の話題です。
多部未華子出演の映画、続・深夜食堂です。
前作と同じく、三部構成です。
『深夜食堂』の劇場版第二弾、
多部未華子は、三部で登場します。
渡辺美佐子演じる夕起子が、
息子の知り合いに200万円を渡す場面から始まります。
夕起子は、九州から新幹線に乗って東京までやってきます。
そして「息子を頼みます」
そう言ってお金を渡します。
どうみても、典型的なオレオレ詐欺です。
タクシーに乗って帰ろうとしますが、
その日に九州まで行ける列車はありません。
事情を聞いた運転手は、
交番に夕起子を連れて行きます。
深夜食堂の近くの交番、
オダギリジョーが親切な警官・小暮を演じます。
事情を聞いた
小暮は夕起子をマスターのいる深夜食堂に連れて行きます。
マスターはなんでも好きなものを作るよ!
夕起子は唯一、メニューにある豚汁定食をリクエストします。
どうやら思い出のある食事のようです。
店の常連客は、夕起子をカプセルホテルに連れていきます。
けれど、どうにも落ち着いて眠れません。
由紀子は再び、深夜食堂を訪れます。
そこで、多部未華子演じるみちると出会います。
みちるはかつての自分を思い出し、
由紀子をほっておくことができません。
自分のアパートに連れて帰ります。
自分は寝袋で眠ります。
そして、おいしい料理を作ってあげます。
由紀子はお礼に、みちるを屋形船に招待します。
二人のこころの触れ合いが描かれていきます。
由紀子の過去、
息子を置いて、家をでたつらい思い出、
その息子が困っている、
そう聞いて東京にでてきました。
詐欺と気付きながらも、
せめても罪滅ぼし、
息子のためになるのであれば、
お金を払います。
そして、
豚汁定食、
息子が好きな食べ物、
家を出てからずっと食べないようにしていました。
由紀子のはかない思いがあきらかになります。
警官・小暮は由紀子の息子の居場所を見つけてくれます。
声はかけられない、
でも、成長した息子の姿を見ることができます。
そして満足して九州へと帰ります。
ささやかな幸せをかもしだす、
心温まる映画です。
「この映画のどこがいいのかわからない?」
主演の小林薫がインタビューで言います。
そんな謙遜の言葉も心に染みます。
普通の人が登場し、物語を紡ぎます。
第1作に続き心温まる映画でした。
映画『続・深夜食堂』予告編
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