吉高由里子 ドラマ「光る君へ」第13話「進むべき道」!

吉高由里子のドラマ「光る君へ」第13話「進むべき道」です。

藤原兼家の権力は不動のものになりました。
藤原兼家は、次々と息子達を政権の中核に昇進させていきます。
4年が過ぎ、道隆の娘・定子が、元服してわずか20日後の一条天皇に入内します。

そして、道隆たち中関白家が絶頂期を迎え、兼家の後継争いが始まろうとしていました。

一方、為時は官職を得られず、貧しい暮らしが続くまひろです。
まひろは官職を得られない藤原為時に代わって、方々の屋敷を訪れ、女房として雇って欲しいと頼んでいました。

まひろの生活苦を知った倫子は、うちで働いてみないかと誘ってくれますが、道長のいる家に出入りする訳にもいかず、もう決まりましたと苦しいウソを告げます。

倫子は、道長が婿入り先にまで持ち込み、文箱に大事にしまっていた手紙を見つけたことをまひろに話します。

それは、まひろが心を込めて道長に送った陶淵明の漢詩「帰去来辞」でした。
「これまでの過ちは忘れて、自分の進むべき道を歩め」というまひろからのメッセージを、道長はずっと心の拠り所にしてきました。

私の手紙を、ずっと大切に持ってくれていたことに、まひろの心は千々に乱れます。
さらに倫子の打ち明け話で、庚申待の夜に道長とまひろが決別したのち、道長は突然、倫子の元を訪れ、そこで初めて男女の関係になったことも分かりました。

ある日、まひろはさわと出かけた市で揉め事に巻き込まれます。
文字が読めずに騙された親子が助けを求めていました。
人買いは、子供の母親が文字を読めないのをいいことに、「一人布一反で売る」という証文に署名をさせていました。

まひろは、文字が読めないことで理不尽な目に遭っている人がいることに心を痛めます。
そして、文字を教えることが自分の使命だと感じるようになり、街のこどもに文字を教え始めました。

それから、しばらくして、藤原兼家の身に異変が起きるようになります。
源雅信と藤原道兼を間違えたり、議論の最中に無関係なことを言い出したりするようになります。
権勢を誇っていた藤原兼家にも最期の日が近付いてきました。