川口春奈 ドラマ「9ボーダー」第10話・最終回!

川口春奈のドラマ「9ボーダー」 第10話・最終回です。

リニューアルしたおおば湯は、新設した酵素風呂と飲食部門の集客が伸びず、赤字となってしまっていました。
七苗はどうしたものかと頭を抱えます。
さらに、清澄白河で再開発計画が再度持ち上がります。
そうなると、おおば湯を含む商店街がまるごと立ち退きする事態になってしまいます。

そんな中、ふとした時にコウタロウを思い出す七苗ですが、芝田悠斗として暮らすコウタロウもまた、七苗のことを忘れることができませんでした。
コウタロウ=悠斗は「仕事を辞める」と言った百合子を引き止めます。
仕事をするのに百合子のサポートが必要だったからです。

悠斗は「清澄白河での再開発計画」を気にかけています。
悠斗の会社「アーバンシティクロス」の社員、清水義則がおおば湯を訪ねてきます。
清水は清澄白河での再開発計画を進めていました。

出張で東京に来ていたコウタロウがバルにやってきます。
あつ子に挨拶に来たと言うコウタロウです。
七苗は「本当に再開発するんですか?この街もおおば湯もなくなってもいいと思ってるんですか?この街もおおば湯も必ず守ってみせます」と宣言します。

あつ子は「記憶は戻った?」と訊ねます。

コウタロウは「記憶はまだ戻っていない。それでも周りの人に支えられているから恩返しをする」と返します。
そして、芝田悠斗として生きると話します。
結婚をするというコウタロウにあつ子は「約束して。幸せになってね」と言います。

商店街は閉店するお店が増えていきます。

再開発計画を阻止するため、おおば湯の建物が歴史のあることを利用して、有形文化財に登録申請をすることにします。
そうすれば、建物が壊されることはなくなります。

五郎も張り切り、宣伝のアイデアを出します。
絵描きの剣はシャッターアートで集客に協力します。
外国人客も増え街が活性化していきます。

そうして、街の再開発計画の見直しが決定しました。

あつ子は、再開発そのものは悪くない。
残すところと新しくするところと両方があればいいと提案し、七苗も賛成します。

コウタロウから色々聞いたというあつ子は、結婚は破断になったと伝えます。
百合子は変わってしまった悠斗と一緒には暮らせないと感じ、百合子から断ったそうです。

「コウタロウと話した方がいい」という皆に言われますが、七苗はためらいます。

七苗の誕生日がやってきます。

有形文化財に認定される可能性が高まり、おおば湯は売上も伸びてきました。

五郎が、「コウタロウにも連絡しなきゃ」と突然言い出します。
実は、五郎はコウタロウと連絡をとっていました。

コウタロウは街の再開発のためとアイデアを出してくれていました。
五郎のアイデアだと思っていたのは、コウタロウのアイデアだったのです。

陽太はコウタロウのところに行ってきたことを話します。
コウタロウは、家族、部下、友人を捨てることはできない。
「でも、毎日、七苗のことを思ってる」と心のうちを打ち明けていました。

「いいのか、このままで。お前はどうなんだよ」と七苗に言う陽太です。
七苗は忘れようとしていたコウタロウのことを思い出します。

その時、七苗の携帯に「また会いたいです。あの場所で」とコウタロウから連絡が入ります。
そこはコウタロウがいつも歌っていた場所です。
七苗は走ってコウタロウに会いに行きます。

「こんばんは。芝田悠斗さん」
「こんばんは。大庭七苗さん。誕生日おめでとう」
「良かったら一緒にお祝いしてくれませんか」
「そんなのいくらでも」
七苗はコウタロウと一緒に帰宅します。

みんながコウタロウを歓迎します。
七苗がケーキのロウソクを吹き消します。

ここでドラマは終わりを迎えます。