波瑠 ドラマ「サバイバル・ウェディング」第1話 ドン底女!

2023年12月24日

波瑠のドラマです。

ドラマ「サバイバル・ウェディング」第1話
ドン底女、立ち上がれ!幸せつかむ戦い始まる!

仕事も結婚も同時に失ってしまった人生ドン底女・さやかの物語です。

これ、私のパンツじゃないんですけど。
さやかが目を覚ますと、ベッドの中から真っ赤なパンティーがでてきます。

焦った和也は、さやかへのサプライズプレゼント、
必死にごまかしますが、浮気していたのは明白です。

和也は、俺、結婚できない。
重いんだよ、一緒にいるとつらいんだ。

そして結婚は破談になります。

7年間務めた会社も結婚に向け辞めてしまいました。
生活ができない、焦ったさやかは、
元の編集部に戻りたい、
B級グルメの特集を続けさせてほしい、
必死にお願いします。

けれど、すでに代わりの社員が採用されて、
さやかの居場所はなくなっていました。

別の雑誌であれば、働ける、
30代の女性をターゲットとした雑誌、またとない話です。

その雑誌の編集部を訪ねます。
編集長・宇佐美からファッションについて聞かれますが、
さやかは、答えられません。

採用の条件を言われます。
半年以内に結婚すること、驚きの条件です。

婚活記事を担当してもらいたい、
実際に婚活を体験して読者に伝えること。
それには、お前がうってつけだ。

編集長は、結婚が破談になったことを知っていました。

どうしてお前が振られたか、
それは、お前が安かったからだ。
安いというのは市場価値が相対的に低いということ。
お前と結婚することの価値を高めることが大事だ。

エルメスが、どうして高く売れるか?
それは企業努力しているから。
女としての価値をあげることが重要だ。

さやかは、
やっぱり無理です。
まだ彼を忘れられません。
新しい婚活はできません。

それならその彼との復縁をすればよい。
まずは2週間、彼との連絡を絶つこと。
連絡があっても無視するように。
俺の言うとおりにしないとクビだ、念押しされます。

新人として編集部のみんなに紹介されます。
聞いたよ、結婚が破談になったんだって、
同期の友達にも言われてしまいます。
編集長が、部会でみんなに話してしまったようです。

働きだしたさやかですが、大量の仕事が回されます。
お弁当のミスや、クライアントからのクレームなど、大忙しです。

和也から何度も電話がありますが、編集長からの命令を守り無視します。
心が痛むさやかです。

2週間がたちます。
彼に返事をしたい、編集長に言いますが、
まだ待て、冷たい言葉が返ってきます。

私努力したんです。
彼の家まで1時間かけて通ったり、
女性警察官のコスプレをしてあげたり。

それは、顧客の言いなりになっているだけだ。
男が喜ぶことでなくて、
男の脳が喜ぶことをしないとだめだ。

不安になると興奮するんだ。
吊り橋理論って知っているか?
大事なことは、不安な状況でないと恋愛感情が盛り上がらない。

お前の値段は?
どうやってお前の価値をあげるか。
誰が持っているかで価値がわかる。
マーケティング理論の話が続きます。

さて、さやかは和也と会うことになります。
30分で引きあげろ、
そして、別の男と会うところを目撃させろ、
命じられます。

二人は久しぶりに会います。
高校時代から憧れていた和也、
初めてのデートの話がでます。
そのとき食べたトムヤンクンの店に誘われます。

さやかは、知り合いと待ち合わせている、
和也の誘いを断ります。

別れる二人です。
私、結婚のことを焦りすぎた、
勝手に進めてごめんなさい、素直に謝ります。
和也は、
俺のほうこそ、さやかの気持ちを考えてなかった。

いい雰囲気になりますが、
そこにスポーツカーに乗った編集長が現れます。

編集長と居酒屋に行くことになります。
天才デザイナーの話、ライセンス契約がブランドの命取りになった。
大量生産で価値を下げてしまった。
全てはお前次第だ。

覚悟を決めたさやかは婚活コラムの企画を提出します。
「夢のウェディング」というタイトルです。

編集長は、「サバイバル・ウェディング」とタイトルを書き換えます。
波乱の展開の予感です。

saita(咲いた)2017年07月号