沢尻エリカ ドラマ「ハゲタカ」第3話!

2022年11月26日

沢尻エリカのドラマ「ハゲタカ」第3話です。

日光みやびホテルで追加融資の話をしていた松平貴子と三葉銀行・芝野の前に、ホライズンジャパンの鷲津が現れます。
鷲津は既に、持ち株比率が34、5パーセント、経営に関与できる大株主でした。

「今日はご挨拶だけ」と話し鷲津は帰って行きます。
日光みやびホテルの債務超過は、現会長であり父の重久が社長時代に行った放漫経営により450億にまで膨らんでいました。

三葉銀行では飯島常務が先頭に立ち「三葉ふるさとファンド」と称した新しいファンドを立ち上げる事になり、「日光みやびホテルを含む地方の温泉地の支援を行う」と芝野に伝えます。

鷲津の元へ松平貴子が訪ねて来ます。
鷲津に対してホテルを買収した後の方針を訪ねるためです。

しかし鷲津は貴子に「ホテル再建に戻ってから4年間、一体どんなビジョンを持って取り組んで来たのか?」問います。
鷲津は、再建がうまくいかない原因は「一番のガンを切り捨てなかった事だ」
そして「自分達の買収に対抗するのなら、あなたの覚悟を示して頂きたい」と伝えます。

ホテルへ戻った貴子の元へ重久が現れ
「三葉銀行がハゲタカから救ってくれると言う連絡が入った」と伝えます。
翌日「三葉ふるさとファンド」の説明会が開かれます。
説明を聞いていた貴子は芝野の表情を見て疑問を感じます。

実はこのファンドの目的は銀行だけにメリットのあるプロジェクトで、子会社化して経営陣を追い出し、更にリストラする厳しい内容でした。

一方の芝野は「三葉ふるさとファンド」の実態を松平貴子に正直に話します。
それは、芝野の立場からは、進退を覚悟しての行動でした。

貴子は緊急の取締役会を開きます。
その席で「三葉ふるさとファンド」へは参加しない旨を伝え、父・重久の解任を提案します。
更に、全従業員を集めリストラを行う事を告げ協力をお願いします。

貴子は鷲津の元を訪ね、「イヌワシを見た場所で明日会って欲しい」と告げます。

翌日、鷲津と貴子は二人で再びイヌワシが見える場所へ行きます。
そこで貴子は「ホテルを買収する代わりにお金を貸して欲しい」と頼みます。
鷲津からの融資でホテルを買い取りたいという申し出です。
MBOと言う第3の選択です。

そして「ハゲタカの餌に成り下がるか、その翼を利用して羽ばたくかは自分達次第だ」覚悟を示します。
鷲津は、貴子を信じ受け入れると返答します。
そして、自分の両親の写真を渡します。
それはみやびホテルのエントランスで撮影した物でした。
みやびホテルを救いたい、自分の思いを伝えます。

貴子は正式に三葉銀行の支援を断る事を芝野へ連絡します。

丁度その頃、鷲津が芝野を訪ねてやって来ます。
鷲津は「この会社の事を覚えていますか?」と尋ねて資料を手渡します。
ワープジャパンと言う名の既に倒産していた繊維会社でした。
その会社は、鷲津の父親が経営していました。

父親は、脱税の罪を着せられ会社は倒産、最後に大蔵省で割腹自殺をとげていました。
その背後で糸を引いていたのが、三葉銀行の飯島常務でした。
鷲津は、飯島常務を追いつめます。

その後、みやびホテルは順調に歩みだします。
鷲津は部下から「3年後には10億程度の利益が期待できる」と明るい報告を受けます。
最後に、客をもてなす貴子たちホテル従業員の様子が映ります。

FRaU 2018年 10月号【雑誌】